「サイン盗み疑惑」の真相

習志野がしたとされる「サイン盗み疑惑」に特化したブログとしてスタート。その真相を明らかにした。< 続章>「サイン盗み疑惑」の真相は、朝日新聞を筆頭とする在日集団による捏造事件でした。甲子園を「良識ある高校野球ファン=日本人」が、将来の子供達の為に取り戻さなければなりません。<3章>高校野球の正常化には、『政治』の正常化が欠かせません。在日集団=NWO勢力(WEFのパペット)に侵された「現実」に踏み込む。<4章>に向けた準備期間として「力」を貯めています。(国際政治を取り上げる構想を棚上げ中)

コロナ禍の悪影響に流されず、名将・持丸監督の愛の鞭で目を覚ました #専大松戸 が #市立船橋 の『勢い』を跳ね返す / #八千代松陰 #木更津総合 タイブレークの采配で「魔法」が解けた様相   

一個人としての贔屓チームが、準々決勝までに全て姿を消しました。

脱力感は拭えません。

しかし、見方を変えれば、その贔屓チームを倒した『勢い』に乗る好チームが勝ち残ったことになります。

引き続き、この千葉独自大会を記録していきます。

 

準決勝第一試合;

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追記;2022年横浜市長杯で活躍している市立船橋出身の櫻内俊太

市立船橋出身で、母校の指揮を執って2007年に甲子園出場を果たした父・櫻内剛監督

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監督の采配が好対照なチームの対戦になりました。

ベテラン監督として達観の域に達して、選手の自主性に任せる(サインを極力出さない)専大松戸・持丸修一監督と、現習志野監督・小林徹氏の遺伝子を受け継ぐ、市立船橋・櫻内剛監督の対決です。

専大松戸と習志野の代理戦争の側面があるとも言えるでしょう。

 

 5回までは、完全に、市立船橋ペースだった。

敗れるときは、選手の自主性に任せることが仇となり、打てないと試合を動かすことが出来ない弱点を晒していた。その点が「無策」に映り、脆さが気になるチームの印象だ。今日もその弱点が繰り返される「気配」だった。

 

6回表、市立船橋の先発・髙山 航希が制球を乱した。

死球中安四球無死満塁。

3番 石井 詠己(遊)。良くありがちなパターンだが、突如主審の判定が辛くなる。

厳しいコースがことごとくボールに判定された。

3-2から四球。専大松戸1-4市立船橋

投手交代の場面とも考えられたが「引っ張る」。

 

ここから3連打。専大松戸5-4市立船橋

ここでようやく、

【投手交代】髙山 航希→黒田 寛仁

 

8番 菊地 優吾(中)の中3タイムリー。専大松戸7-4市立船橋

スクイズ失敗に象徴されるように、一発でバントが決められず、強攻策に切り替えたことが、結果的に成功した。つまり、「緻密な野球」ではない。

ここまで妥協を許さない理詰めの采配をしていただけに、櫻内監督自ら良い流れを遮断してしまったように映った。「情」だろうか?

 

8回表も同様の悪い流れを繰り返し、5点を追加され、コールドゲームとなった。

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 細かいバントミスはあったが、専大松戸には『勢い』がある。

象徴的な記事があった。

 

【高校野球】「同情はしたい。でも…」専大松戸・持丸監督が100日ぶりの練習で激怒したワケ

配信

Full-Count

約100日ぶりの練習再開は、怒号飛び交う中でのスタートとなった

専大松戸・持丸修一監督【写真:荒川祐史】

 第102回全国高校野球選手権大会の中止が決まり、約1か月。代替大会、引退試合、上の舞台、将来の夢……。球児たちも気持ちを切り替え、新たな目標に向かってそれぞれのスタートを切っている。新型コロナウイルスは彼らから何を奪い、何を与えたのか。Full-Countでは連載企画「#このままじゃ終われない」で球児一人ひとりの今を伝えていく。  千葉県の規定により、2月28日から6月15日まで100日以上もの間、一切の活動中止に追い込まれた専大松戸。久しぶりの活動再開直後、持丸修一監督の目に映った選手の姿は、必ずしも満足のいくものではなかった。 「キャプテンを通じて走ったりなんだりはやっとけと言ってたんですが、指導者の見てない自主練には限界がある。やっぱり動きは鈍くなってますし、すぐに練習試合をできるような状態ではなかった。メンタル的にも体力的にもレベルの低下は明白で、指示を出しても動けない。まだ春休みの延長というか、五月病みたいな感じでしたね」  新入生が素振りに励むなか気持ちの入らない3年生に、持丸監督はじめコーチ陣は激怒。「甲子園がなくなったら適当でいいのか!」。久々の練習再開は怒号が飛び交うなかでのスタートとなった。  若干18歳の子どもたちにとって、目標を喪失してなお努力を続けることは難しい。持丸監督も「勉強はいくつになってからもできるが、高校野球は今しかできない。この子らは春も夏も、本気で勝つことも負けることもできない」と彼らの思いは汲んでいる。ならばなぜ、100日ぶりの練習であえて辛辣な檄を飛ばしたのか。

キャリア50年のベテラン監督が説く、最後の夏の“終え方”

 竜ケ崎一、藤代、常総学院、専大松戸とこれまで率いた高校すべてで甲子園出場。キャリア50年のベテラン監督にとっても、今回の大会中止は初の出来事。気にかけるのは、選手が現役最後の試合を終えた“その後”だ。 「甲子園を目指して、本気で挑んで負けたならば悔いはあれども納得できる。そういう意識を持ってやらせたいが、今年はもうそれは現実的に不可能なこと。とはいえ、中途半端な気持ちで臨んでも何もならない。勝ち負けで区切りをつけるには、手を抜かずにやるしかないんです。それも、本人が心からやる気になって臨まないと」  甲子園にはつながらない代替大会。それでも、3年間の努力を知っているからこそ、ただの“思い出作り”にはできない。だからこそ、ときに部長やコーチにフォローを任せつつも、久々の再開でためらうことなく雷を落とした。 「この子らは確かにかわいそうですよ。50年指導者をやってきて、初めて選手に対して同情する気になりました。でも、かわいそうだったら怒らなくてもいいのか。同情してやりたいけど、それはやっちゃいけない。『お前らかわいそうだな、もう楽しくやればいいよ』なんて、それは見放すことと一緒ですから」  今年72歳。高校野球の“終え方”を誰よりも知る老将は、あえて心を鬼にして彼らへ惜別の声を涸らす。

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 <コメント>

素晴らしい監督です。

昨秋、判官贔屓に流れた、地元の船橋市民球場で悔しい思いをした市立船橋に、今大会の『勢い』もあり、分があるという読みが外れた理由が分かりました。

 

 

 

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外せない予定があり、初回と最終盤(9回裏~11回)を視聴しました。

 1回の攻防を観て「もつれそうだ」と想像を巡らせながら、ぎりぎりで間に合いました。

9回裏、八千代松陰5-4木更津総合、木更津総合が追い詰められています。

一死一塁。山中 海斗盗塁。

この土壇場で、盗塁を仕掛けられるところに、強さが象徴されます。

5番 岡林彪真(三) 3ゴ⇒二死2塁

 

代打、篠木健太郎。

表情に注目しました。

言うまでもなく、通常なら「プレッシャー」を感じる場面です。

主観ですが、読み取れた胸の内は、

「ここで同点打を打ち、タイブレークになってた抑えて勝つ」という、という高揚感でした。

 特に、「驚き」はありませんでした。

 

タイブレークに入り、注目していたのは、八千代松陰を覆っている「魔法」がこの試合でも続くのか、でした。

結論から申し上げれば、「続いていた」と感じました。

しかし、結果は、「魔法が解けた」ような結末でした。

 

何故でしょうか。

ここまで「奇跡」を導いていた兼屋辰吾監督の采配にあったと感じています。

好投手(大会NO.1)篠木を過剰に意識し、送りバントに固執しました。

一方で徹底度が曖昧で、ヒッティングとバントの指示を同じ打者で使い分けていました。木更津総合は、手堅い采配で送りバントを多用するチームです。

裏返せば、その戦法の守りのこつを体得しています。

「素直に打たせた方が良いのではないか。。。」

多くの野球通も感じていたのではないでしょうか。

勝負強い打者の持ち味が消され、「魔法」は逃げていきました。

 

 「結果」は致し方ありません。

間違いなく、この独自大会を盛り上げた、実力に裏打ちされた強豪校でした。

 

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8/18
*決勝戦*
千葉県野球場
9時専大松戸×木更津総合

 

 昨春準決勝の再現となりました。

夏に向けた調整を含む春と違う「真剣勝負」が期待できそうです。

この独自大会を制したチームが、この秋からスタートする2021年度の主導権も握りそうな予感がします。

(現時点で、習志野は、投手力が厳しそうです)

勝敗は予想できません。

月並みになりますが、僅差なら木更津総合、点差が開くなら専大松戸のような気がする程度です。

 

#八千代松陰 が2戦連続のミラクル / #千葉黎明 「逆転サヨナラ満塁ホームラン」被弾で、手元に引き寄せていた「次のステージ」が霧散するサプライズ決着

このブログを続けて、約1年2ヶ月が経過しました。

8/10、地区大会決勝の記事は、過去3番目のアクセス数になりました。

現在、8/15の17:00を回ったところですが、既にその過去3番目のアクセス数を突破しています。

今日から千葉県独自大会の決勝トーナメントですので、その関心の高さを示しているのだろうと思いました。(理由の一つなのは間違いありません)

「異変」に気がついたのは、第一試合が終わった13:00過ぎでした。

「アクセス解析」を観てその理由が分かりました。

 AM8:00からアクセスの集中が始まり、AM10:00には1日のアクセス数に匹敵する数字になっております。

きっかけとなっている記事は、

謹慎中、星稜・林監督は「本当に」反省していたのか?

 

 甲子園交流試合で、高校野球を歪めている在日集団の「高校野球利権の巣窟」が登場していたからでした。

 *頑張っている選手には、問題はありません。問題なのはその周辺に寄生している「日本人の価値観」とかけ離れている星稜OB(関係者)連中です。昨年、「サイン盗み疑惑」という、捏造事件を引き起こしました。後遺症は現在も続いています。

この捏造事件に先行して、遊学館・山本雅弘監督が、石川県内で「総攻撃」を受けていました。山本氏を「裏切り者」とレッテル張りした、丸出しの『恨』そのものでした。

習志野に対する攻撃は、その「全国版」です。

 

<後記8/15のアクセス総数は、第2位となりました。

第1位の1/8です。

 第1位のアクセス集中があったときには、「一定の数の世論」に光が差したと感じたものでした。

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 話を本来の千葉独自大会・決勝トーナメントに戻します。

前回の記事で、決勝トーナメントの「展望(予想)」をしました。

 

<決勝トーナメント展望>起こりうるサプライズは考慮しない

www.otonarashino.com

 

この独自大会を、中継しているチバテレビも「特別な夏」と喧伝しています。

「過剰自粛」を作りだし、政治利用している、小池百合子が言い出したものです。

千葉独自大会における「特別」の一つが、地区大会でベスト8を決めることでした。

そのことで、各地区のレベルに顕著な「地域差」が生じました。

率直に申せば、本来の完全なトーナメントならベスト8は難しいチームが存在しました。更に、その地域にはライバルが存在せず、大勝で勝ち上がったため、接戦を経験していません。その影響が如実に表れた準々決勝でした。

 

専大松戸
020 030 2=7
000 000 0=0
日体大柏

地力に勝る専大松戸の完勝。

 

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千葉学芸
000 000 200=2
101 005 10X=8
市立船橋

視聴しておりました。

 

<監督比較>

2016.07.25

準決勝で習志野破る
 98回全国高校野球選手権千葉大会の決勝は9年ぶりの甲子園にあと一歩と迫った市立船橋と春夏連続出場に王手をかけた木更津総合の対戦に決まった。


 市立船橋は25日の準決勝で習志野を撃破。1-1の同点で迎えた6回1死満塁の場面で、「カウントが悪くなると、ストレートが多いとベンチから指示が出ていた。真っすぐ狙い」と橋本勇樹がカウント3-1から真ん中131キロの速球を左中間へ走者一掃の三塁打で3点を勝ち越し。続く高田悠太も左中間に弾き返し一挙4点で勝負を決めた。

 市立船橋・櫻内剛監督にとって、習志野の小林徹監督は市船時代の恩師で師弟対決だった。甲子園は母校の監督就任後3か月で出場した2007年以来。チーム打率3割5分以上の強力打線の本領発揮に、指揮官は「3年生を中心に厳しい練習によく踏ん張ってきた。主将の宮(慎太朗)がチームを引っ張てくれた」とチームのまとまりを強調していた。

 

<コメント>

>市立船橋・櫻内剛監督にとって、習志野の小林徹監督は市船時代の恩師

>甲子園は母校の監督就任後3か月で出場した2007年

 

 櫻内剛監督は、小林徹現習志野監督の市立船橋時代(甲子園夏5回・選抜1回、通算8勝5敗)に、コーチをしておりました。市立船橋の次を託すため、育成していたのでしょう。

小林野球の「伝承者」として、その采配が大きく影響を受けている、のは確実です。

 

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千葉県の高校野球部員数ランキング

1位、東海大浦安(119人)
2位、東海大市原望洋(107人)
3位、拓大紅陵(98人)
4位、市立船橋(96人)
5位、中央学院(90人)
5位、八千代松陰(90人)
5位、千葉学芸(90人)
8位、志学館(84人)
8位、習志野(84人)
10位、東京学館(83人)

 

千葉学芸・高倉伸介監督;

アナウンサーが異色の経歴と紹介しておりました。

女子校から共学に転じた、甲子園を狙う「新興私学」の特徴と合わせて記載します。

・ 三重高校出身

・ 大学卒業後サラリーマンを経験

・ バトミントン部顧問として全国大会出場

<アナウンサーが「配慮?」して、触れなかった経歴>

>*2013年当時に、千葉黎明・副部長(コーチ?)

だった高倉伸介氏が、今春ベスト8に進出した千葉学芸の監督をしている。

>地元三重の方と思われる投稿;

出身は甲子園優勝経験がある名門の三重高校で、現役時代は投手としてご活躍されました。指導者としても母校三重高校で優勝し、プロ野球選手も育成されている優秀な先生です。

 

 ・ 3年連続で、野球部主将が生徒会長

・ サブグランドが2面ある。施設完備。

・ 千葉学芸に赴任して3年目

 

<コメント>

私立学校として、甲子園を目指している。

そのため、資金面でのバックアップは手厚い。

そのピースとして、高倉氏をスカウトした、のは確実だろう。

 

<試合経過>

>千葉学芸vs市立船橋

地区大会で大勝を続けた千葉学芸は、難しい入り方になるだろう。

接戦を経験していないことが、必ず響く局面がある。

地力と勢いのある市立船橋が有利と考える。

 

 予想通りとなった。

市立船橋が、千葉学芸が「調子に乗る」隙を与えるかがポイントだったが、7回のリリーフ投手の不調を覗き、隙を与えず。

攻撃も一切緩めず、常に選手に課題を与える采配。

千葉学芸はコールドゲームを免れることが精一杯で、格の違いを見せつけた。

 

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木更津総合
100 000 200=3 H7 E2
000 000 000=0 H4 E2
千葉明徳

篠木健太郎:115球、被安打4、四死球0、三振11、自責点0

 

<コメント>

7回の追加点などポイントになるところは視聴した。

千葉明徳が塁上を賑わす場面では、ストレート中心の力でねじ伏せる投球だった。

 

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千葉黎明:H10、E2

八千代松陰:H16、E3

 

<コメント>

私にとっての本日のメインイベントとして視聴していた。

千葉黎明は、全盛期の銚子商業と死闘を演じた、かつての「悲運の成東」故松戸健氏の野球をルーツに持つチームだ、と考えている。

 

先発・篠塚太稀は、長いイニングを意識した投球だった。

4点先取が効いて、投手としての千葉温存もあり得る展開だった。

攻撃も、外野の守備がもたつく隙を見逃さず2塁を陥れる好走塁2回、犠打を絡めて着実に加点するなど、「緻密な野球」が随所に見られた。

流れは、千葉黎明にあり、9回の先頭打者を(遊) 佐久間康祐主将の好守備で討ち取った場面では、勝利を大きくたぐり寄せていた。

嫌な予感がしたのは、その主将・佐久間の負傷退場。

6回二死からリリーフした 千葉汐凱が、8回表の打席で軽い「肉離れ」のような症状をみせた。8回裏の投球では、意識的だと思うが、急速が落ちてストレートが120K台になっていた。ピンチではギアを上げていたが。

 

 【守備交代】佐久間康祐→高瀬遥(遊)

4番 中村 拓太(三) 中安

5番 樋熊 歓大(投) 左安、一死1.2塁

 中央学院戦でも、通常ならタイブレーク3点差で、「本塁憤死」。

ここでジ・エンドになる。それが「流れ」というものだ。

 まさか二戦連続で、セオリーを越えた奇跡があるのか。。。。

6番 川尻 涼平(二) 四球、一死満塁

 

 

<決勝トーナメント展望>起こりうるサプライズは考慮しない

 

 八千代松陰には「称賛」しかないが、こんなサプライズはそうそうお目にかからない。

言葉を失った。

 

<総評>

千葉黎明は、夏、3度目のベスト8となった。

甲子園出場経験があり、昨夏準優勝の八千代松陰とは、数字に表せない壁があり、その突破は容易ではないことを思い知らされることになった。

今年の3年生が積み上げた実績を活かして、後輩達はその思いを受け継ぎ、奮起してもらいたいと切に願う。

 

 

昨秋時点での有力校と、コロナ禍を経た千葉独自大会の各地区「結果」 #習志野 #銚子商業 #中央学院 / 決勝トーナメント展望 #木更津総合 #千葉黎明

昨夜は、就寝前に、録画をしていた中央学院vs八千代松陰の試合終盤を確認しました。

起床後は、このところ習慣となっているチバテレビの高校野球ダイジェストを視聴しました。

銚子商業ファンとしては、中継の無かったこの大会で、貴重な映像です。

昨秋の東部地区大会で、噂の大型右腕・宮内啓輔を探していたことを思い出しました。

一際目立つ体躯のため、その「あたり」に間違いなかったでしょう。

体が絞れておらず、その大きな体に純朴そうな顔が乗っかっていました。

昨日の映像に出てきた啓輔は、全くの「別人」でした。

絞られた体に、精悍な表情

ここまでの期間、相当な鍛錬をつみあげてきたことが分かります。

8回裏、同点に追いつき、一死1.3塁で、宮内陸の思いを引き継ぎ、好投を続けた啓輔に打順が巡ってきました。

「流れ」は、啓輔が投打のヒーローになることを暗示していました。

映像で確認すると、センターに抜けてもおかしくなかった当りでした。

千葉投手の好フィールディングに阻まれ、投併殺となりました。

恐らくこの一打で逆転していれば、更に啓輔のモチベーションが上がり、結果は違っていたでしょう。

紙一重、明暗を分けたプレーでした。

 

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今年に入り、春季大会が開催されることを前提に、「2020年千葉県高校野球展望」を、昨秋の「観戦」をベースとして、複数の記事を執筆しました。

この独自大会が近づくにつれ、「蒸し返し」の現象が起こり、相応の方々に閲覧されておりました。高校野球に飢えたファンの方々の思いが伝わる現象、と感じていました。

 

「扇動」により煽られ続けているコロナ禍<過剰自粛>という異常事態が及ぼした影響を加味して、秋の時点での戦力「結果」を執筆してみます。

 

 >秋の時点での戦力

観戦をベースとした主観に基づく、*観戦していないチームは含めていない
<千葉県高校野球ランキング>
S 習志野
A 木更津総合拓大紅陵
B 拓大紅陵成田中央学院千葉黎明専修大松戸
C 銚子商業・学館船橋・志学館・千葉学芸、東海大望洋・我孫子東
観戦していないが有力と思えるチーム
東海大浦安、千葉明徳、千葉経済、千葉商大付 

青地:上記の記事で取り上げられた高校

赤字:東部地区

 

 

 >8/10、各地区決勝戦

【夏の高校野球千葉大会】
決勝結果
第1地区
千葉明徳 6-5 千葉経大附
第2地区
市立船橋 12-2 習志野
第3地区
専修大松戸 3-0 千葉商大付
第4地区
日体大柏 4-3 西武台千葉
第6地区
千葉黎明 2-1 銚子商業
第7地区
千葉学芸 24-0 一宮商業
第8地区
木更津総合 4-0 志学館

 

<追記>17:50-

中央学院  0 1 0 4 0 0 0 0 0 2 3 = 10
八千代松陰 0 0 0 1 0 2 0 0 2 2 4X = 11

 

中央学院が、5-1でリードしている場面まで視聴していた。

驚いた

 

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 >S 習志野

 昨日(前回)の記事で触れておりますが、市立船橋戦での大敗は「サプライズ」そのものです。(もつれる試合になると予想しておりましたが)

地区大会を勝ち抜いたチーム(千葉黎明・木更津総合等)にとって、「打倒習志野」の目標が喪失してしまいました。

私は「二兎を追う者は一兎をも得ず」に尽きると考えております。

 経験豊富な主力が多く、秋季大会の調整と並行しての選手起用(例年の春季大会と同じ)をしておりました。

この独自大会に「真剣勝負」で挑んでいるチームは、主力の選手に実戦の中で調整させているばかりでなく、トーナメントを勝ち抜くんだとういう「強い思い」で一戦一戦に集中しております。新チームの秋季大会のことなど毛頭考えていません

「いつでもエンジン全開」に持って行けるという自信が、「余裕(油断)」という「蟻の一穴」で決壊して、その荒波に飲み込まれた結果でしょう。

 

>A 木更津総合

 集中打で少ないチャンスをものにして、頭一つ抜けた投手力と堅守で勝つ、というスタイル変わらず。篠木という絶対エースの存在もあり、優勝候補筆頭に躍り出た。

 

>B 拓大紅陵成田中央学院千葉黎明専修大松戸

 拓大紅陵については、過去記事で言及した。本物の地力を付けることに注力する段階だ。

残る4校は、実力的にベスト8以上の地力がある、という予想は的中したと考えている。

結果は、千葉黎明・専修大松戸は勝ち残り、成田・中央学院が敗れた。

敗因は、相手チーム(銚子商業・八千代松陰)の気迫が上回ったことが一因だろう。

追われるものが、追うものを跳ね返すのは容易ではない。

昨今メンタルを軽視する風潮があるが、戦力が接近している闘いにおいて、いわゆる「根性」が紙一重の勝敗を左右するのは不変である。

 

>C 銚子商業・学館船橋・志学館・千葉学芸、東海大望洋・我孫子東

コロナ禍の影響があるが、上積みがみえなかったのは、学館船橋と我孫子東。今後に期待したい。

唯一勝ち残ったのが、千葉学芸。

地域差があり、図抜けているのは予想通り。真価は決勝トーナメントで判断される。

銚子商業・志学館はそれぞれ強豪を倒したが、もう1枚の壁を破れなかった。

東海大望洋は、気の毒な結果となった。

 

>観戦していないが有力と思えるチーム
東海大浦安、千葉明徳、千葉経済、千葉商大付 

県内最多の部員数を誇る東海大浦安は、「期待の」指導者を向かえて再建途上と聞く。

 

これだけの部員がおれば、才能ある選手がたくさんいるはずだが、それを生かし切れているようにはみえない。

千葉明徳が、千葉経済を振り切り、唯一決勝トーナメントに名乗りを上げた。

順当だが、第1地区には昨秋のベスト8チームはなかった。真価はこれからだろう。

千葉商大付 は、専大松戸エースの好投に敗れた。

 

秋の時点で有力校に上がらず、勝ち残ったのは、日体大柏と市立船橋。

日体大柏は、地域差があり、決勝トーナメントで真価が問われる。

 

<決勝トーナメント展望>起こりうるサプライズは考慮しない

専修大松戸vs日体大柏

地力に勝る専修大松戸が勝ち上がるだろう。

 

千葉学芸vs市立船橋

地区大会で大勝を続けた千葉学芸は、難しい入り方になるだろう。

接戦を経験していないことが、必ず響く局面がある。

地力と勢いのある市立船橋が有利と考える。

 

八千代松陰vs千葉黎明

もつれた試合が予想される。

地力は千葉黎明が上と考えるが、八千代松陰も一定水準以上の地力となにより『勢い』がある。千葉黎明の「采配」がポイントになるだろう。

 

千葉明徳vs木更津総合

順当なら木更津総合だろう。

秋季県大会2回線で対戦し、木更津総合7-6千葉明徳

ともつれにもつれた試合だった。

まさに、篠木を筆頭とする木更津総合投手陣のの出来次第。

安定した完勝になるかか。

極端な結果が予想される。

 

2020夏季千葉県高等学校野球大会 「第6地区」④決勝 #銚子商業 宮内啓輔の粘投及ばず 「復活」に向けた大きな一歩を踏みだす / #千葉黎明 頂点に向けて前進

 迷い無く、中継の無い第6地区決勝を選択した。

昨年11月に開催された東部地区大会準決勝の再戦となる。

そのゲームは、両チームともベストメンバーで臨み、勝ちを意識した「真剣勝負」だった。その試合で悔しい結果だった(怪我による影響含む)選手の思いもこもった好ゲームとなった。

 

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千葉黎明
打順 位置 選手名 背番号 
1 中 江川岳 8 
2 三 伊東凌功 5 
3 遊 佐久間康祐 6 
4 投 千葉汐凱 1 
5 左 下新井田直也 7 
6 一 小原海渡 3 
7 右 佐藤碧海 15 
8 捕 向後陽太 2 
9 二 二出川翼 14

 

銚子商
打順 位置 選手名 背番号 
1 捕 加瀬泰雅 2 
2 二 関根駿 4 
3 右 加瀬悠太 9 
4 遊 常世田翔太 6 
5 一 山口弘汰 3 
6 左 向後翔 10 
7 三 久我陸人 5 
8 投 宮内陸 1 
9 中 鈴木翔 7

 

銚子商業先発は、連投の宮内陸。

勝つために、『妥当』な判断だ。

周囲(打線)のより一層の奮起が求められる。

昨日午後の試合で、成田との激戦を終えた翌朝。

消耗もあり、万全の千葉黎明優位な状況だ。

力投型の宮内陸だが、理想的には「打たせて取る」モデルチェンジがベター。

しかし、そういうタイプでは無い。

 

1回表<千葉黎明>

四球⇒送りバント⇒四球

4番 千葉汐凱 3-0

ボール先行で苦しい立ち上がり。左飛

5番下新井田直也。昨秋の東部地区大会での対戦でも最も当たっていた

三ゴ。辛うじて凌いだ印象。

 

1回裏<銚子商業>

一死後、関根が右安。前回での対戦では「全くタイミングが合っていなかった」。

修正力が素晴らしい。

投併

 

2回表<千葉黎明>

画面を見ていて気がついたのは、早いカウントから打ってこない。

したたかだ。采配によるものだろう

 

先頭打者四球。早くも3つ目。

送りバント。徹底している。

8番 向後陽太3-2、三振。球数34球。

9番 二出川翼、右安タイムリー千葉黎明1-0銚子商業

球数37球

 

2回裏<銚子商業>

4番常世田翔太、右安。前日に続き、「牽引」している。

5番山口弘汰、二併殺打強攻策だったのか?

6番向後翔、左飛

 

3回表<千葉黎明>

2番伊東凌功、二ゴ

3番佐久間康祐、遊ゴ失⇒盗塁死

4番千葉汐凱 左飛

 

3回裏<銚子商業>

一死後、添田泰地(打)、三振。

宮内陸交代妥当だと思う。澤田洋一監督の采配に、良い意味での変化を感じる。

 

4回表<千葉黎明>【投手交代】添田泰地→宮内啓輔

啓輔に命運が託された。

5番下新井田直也、3-2から中飛

6番小原海渡、中飛

7番佐藤碧海、中飛

 

4回裏<銚子商業>

1番から。2巡目。

早撃ちが目立つ千葉投球数30

 

5回表<千葉黎明>

8番向後陽太、左飛

9番二出川翼、3-2⇒四球

1番江川岳、二ゴ⇒セカンドフォースアウト

江川二盗に成功

伊東凌功、四球。二死1.2塁

伊東凌功、中飛

 

5回裏<銚子商業>

4番常世田翔太、投ゴ

5番山口弘汰、左飛

6番向後翔、三振

千葉汐凱:併殺2つのため、打者数は「パーフェクト」の15人。スイスイと気持ちよく投げている。銚子商業は、2塁にランナーを背負わせることが必須。その事が「変化」を生むかがポイントになりそうだ。

 

6回表<千葉黎明>

4番千葉汐凱、三振

5番下新井田直也、三安

6番小原海渡、三振

7番佐藤碧海、左飛

 

6回裏<銚子商業>

7番久我陸人、三振

8番宮内啓輔、遊撃ゴロ

9番鈴木翔、中飛

球数57球。ストライク先行。

 

7回表<千葉黎明>

8番向後陽太、三振

9番二出川翼、三振

1番江川岳、バント安打。やはり「曲者」だ。

2 番 伊東凌功、初球バントファウル。

采配ではなく、個々の選手のセンスだろう。

ファウルで粘られる。

牽制死銚子商業の復活に向けた「覚醒」も感じられる。

 

7回裏<銚子商業>

1 捕 加瀬泰雅 、中飛
2 二 関根駿 、左飛
3 右 加瀬悠太 、三ゴ

千葉:投球数:71

 

8回表<千葉黎明>

2番伊東凌功、一ゴ

3番佐久間康祐、3-0から三ゴ。踏ん張っている。

4番千葉汐凱、三ゴ

 

8回裏<銚子商業>

勝負のイニングになりそうだ。啓輔の好投に報いられるか。

 

4 遊 常世田翔太 、中二。素晴らしい。
5 一 山口弘汰 、初球、中安タイムリー千葉黎明1-1銚子商業
6 左 向後翔、送りバント好采配続く。
7 三 久我陸人 、初球バントファウル。揺さぶっている。 

中安。一死1.3塁。

8番啓輔、投併殺。

予感がしたが。。。

千葉が踏ん張った。

 

9回表<千葉黎明>

5番下新井田直也、中3「勝負の綾」を感じさせる。

6番小原海渡、3-0⇒3-2、三ゴ

7番佐藤碧海、スクイズもある。⇒捕安千葉黎明2-1銚子商業

8 捕 向後陽太 、左2一死2.3塁
9 二 二出川翼 、遊飛

1番江川岳、遊飛

啓輔、粘投。 

 

9回裏<銚子商業>

9番鈴木翔、中飛

1番加瀬泰雅、二ゴ

2番関根駿、四球。【代走】関根駿→鎌形友也

3 右 加瀬悠太 、中飛。<ゲームセット>

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■大谷津 第1試合
千葉黎明 010 000 001 計2 H6 E0
銚子商業 000 000 010 計1 H5 E1

 

千葉汐凱:投球数95、被安打5、四球1三振4、自責点:1

銚子商業が早いカウントから積極的に打ちにいった事もあるが、三振を狙わず打たせて取るピッチングに徹したことが窺える。

 

銚子商業視点では、昨秋怪我で出場できなかったとされる「大型右腕」宮内啓輔の好投(粘投)に敬意を表する。本日のMVPだろう。

コロナ禍の「過剰自粛」で伸びしろは難しいと考えていたが、それを上回る選手の気持ちが滲み出ていた、と感じる。

勝ち抜いて「打倒習志野」を果たすと主将・加瀬泰雅がインタビューで語っていたが、

それを目指していたことが伝わってきた。

ここぞという場面で、打線を牽引した常世田も素晴らしい。彼が鼓舞していた。

澤田洋一監督の采配も光った。よく言えば「固い」采配に終始していたが、「臨機応変」に積極策を取り入れ、試合を動かす場面が随所に見られた

噂では、スカウティングにも力を入れ、有望な一年生が集結していると聞く。

昨年のチームも秋・春とベスト4に進み、低迷期打破の貢献大だったが、今年のチームには感動させてもらった(観戦できず極めて残念だった)。

県下でベスト8以上の実力校成田・千葉黎明と互角の勝負を演じた実績は称賛に値する。このチームが、後を引き継ぐ後輩に与えたインパクトは大きい。

『復活』に向けた大きな一歩を踏み出したと確信する。

 

千葉黎明には、銚子商業の思いを受け継ぎ、頂点を目指してもらいたい

 

 

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驚いた。

船橋市民

第1試合 (試合終了)
地区T決勝(コールド) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
市立船橋 1 6 2 3 0         12
習志野 0 0 1 1 0         2

山内 翔太:3回、79球、被安打12、三振2、死球1、自責点9

堀井 遥斗:2回、32球、被安打5、三振0、自責点3

 

<コメント>

目を疑った。

スコアを観たとき、2年生投手の調整登板で傷口を拡げた、のかと思った。

www.hb-nippon.com

8月10日、千葉県独自大会ブロック決勝戦。昨夏甲子園出場で、2019年千葉県の公式戦無敗の習志野が5回コールド負けを喫した。

 習志野は満を持してエース・山内 翔太が登板したものの、ここまで好投手を数々攻略している市立船橋打線につかまり、3回まで被安打12、9失点を喫し、この回限りで降板。習志野は3回裏に1点を返すが、4回表、習志野の2番手・堀井 遥斗も勢いを止めることができず、3失点。12対1と11点差をつけられる。その裏、習志野は1年生の栗原 政悟の適時打で1点を返したが、反撃はここまで。


 習志野は5回コールド負けで、決勝トーナメント進出はついえた。夏のコールド負けは2012年の柏日体戦以来となった。

 

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>習志野は満を持してエース・山内 翔太が登板した

この選手起用で、この結果は致し方ないだろう。

甲子園を沸かせた主力打者も沈黙している。

何かしら不測の事態が起きていたのか、市立船橋の実力なのか不明だが、様々な要素が複雑に絡み合い、サプライズが起こる、高校野球の怖さを実感する。

 

 >2004年準決勝八千代松陰戦(12×10)以来16年ぶり

この乱打戦には、習志野が勝利している。

 これ程の大敗は、記憶に無い。

「絶頂期」からの底が深いのは世の常だ。

反って、切り替えが早くなるのではないか。

 

現3年生は、常軌を逸した造られたプレッシャーをはねのけた、強靱な精神力を持ち合わせた選手達。次のステージでも頑張ってください。

期待している。

 

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【夏の高校野球千葉大会】
決勝結果
第1地区
千葉明徳 6-5 千葉経大附
第2地区
市立船橋 12-2 習志野
第3地区
専修大松戸 3-0 千葉商大付
第4地区
日体大柏 4-3 西武台千葉
第6地区
千葉黎明 2-1 銚子商業
第7地区
千葉学芸 24-0 一宮商業
第8地区
木更津総合 4-0 志学館

 

<追記>17:50-

中央学院  0 1 0 4 0 0 0 0 0 2 3 = 10
八千代松陰 0 0 0 1 0 2 0 0 2 2 4X = 11

 

中央学院が、5-1でリードしている場面まで視聴していた。

驚いた

 

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2020夏季千葉県高等学校野球大会 「第6地区」③準決勝 #銚子商業 #成田 の厚い壁を突き破る / #澤田洋一監督 の『足を絡めた積極采配』が試合を動かした

繰り返しになるが、

第6地区(東部地区)に関心のある高校野球ファンには、ストレスが募っているのではないだろうか。試合の中継が無いのだ。

 

今朝、アイスコーヒーを飲みながら、チバテレビの高校野球ダイジェストを視聴した。

通常なら、成田市営大谷津球場に向かっているだろう。

千葉明徳の快進撃を視聴していたが、画面上のテロップに目が行く。

「成東1-0千葉黎明」

気がつくと「一球速報」をチェックしている自分がいる。

 

対戦カードは、試合の順番が違うだけで、昨秋9/23の再現となった。

台風の影響で、強風が吹き荒れる中での試合だった。

www.otonarashino.com

 

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4回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
成東 1 0 0 0 0 0 0 2   3
千葉黎明 0 1 2 3 0 0 0 0   6

千葉黎明
打順 位置 選手名 背番号 
1 中 江川岳 8 
2 三 伊東凌功 5
3 遊 佐久間康祐 6 
4 右 千葉汐凱 1 
5 左 下新井田直也 7 
6 一 小原海渡 3 
7 捕 向後陽太 2 
8 投 篠塚大稀 10 
9 二 二出川翼 14

 

バッテリー;千葉黎明
伊藤翔音(5回) 、 田中葉琉 、 岡澤 剣士郎 、 篠塚大稀 、 千葉汐凱(1回) - 向後陽太

先発は、OBが急成長を絶賛していた伊藤

 

千葉黎明
(中) 江川岳 .571 左2中2 中2 右飛  打点3
(三) 伊東凌功 .286 二ゴ ギ失 遊飛 投飛
(遊) 佐久間康祐 .143  一邪 三安 二飛 右飛  打点1
(右投) 千葉汐凱  .375 一ゴ 右安 二ゴ 右飛
(左) 下新井田直也 .429 左越本 遊併 三飛 中飛  打点1
(一) 小原海渡 .167 空三振 空三振 遊ゴ 見三振
(捕) 向後陽太 .667  左安 四球 遊安 三失
(投) 伊藤翔音 投ギ 四球
投 田中葉琉 
打 松井海翔 三ゴ
投 岡澤 剣士郎
投 篠塚大稀 
打 佐藤碧海 空三振
右 鈴木泰騎  
(二) 二出川翼 .000 中飛 死球 三ギ

盗塁死: 佐久間康祐(3回)

 

<コメント>

ヒット数は成東(9-8千葉黎明)が上回った。8回の2得点は食い下がったことが伺われる。

 

千葉黎明;

スコアブックから浮かび上がるのは、主戦投手を温存した余力を残した勝利。

今日も活躍しているが、江川・下新井田・向後が牽引していることが分かる。

地区大会決勝に向けた準備は整っている。

 

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 13:59 準備万端で広陵vs広島商を聴きながら、試合開始をを待つ。

(試合開始後は、「静寂」の中、研ぎ澄まされた集中状態だった。)

 

成田
打順 位置 選手名 背番号
1 捕 古谷将也
2 中 吉田涼太 8 
3 遊 松本憲信 6 
4 右 徳田泰成 9 
5 三 坂本涼 5 
6 一 篠田隼 3 
7 左 三浦大空 7 
8 二 田浦歩夢 4 
9 投 石田慶一 18 

 

 銚子商
打順 位置 選手名 背番号
1 捕 加瀬泰雅 2 
2 二 関根駿 4 - 
3 右 加瀬悠太 9 
4 遊 常世田翔太 6 
5 一 山口弘汰 3 
6 左 向後翔 10 
7 三 久我陸人 5 
8 投 宮内陸 1 
9 中 鈴木翔 7

 

注目は、成田が主砲古谷を1番に据えてきたこと。

 銚子商業は、2戦連続で打撃が期待される 向後翔を起用

 

1回裏<銚子商業>

二死から、加瀬悠太左安、常世田左二で2.3塁。後続が二ゴ。

 

2回裏<銚子商業>

先頭の向後翔が四球で出塁。

次打者が「捕飛」。ワンパターンの送りバント失敗か。

ところが、向後翔が二盗に成功。これは采配も期待できるか。

 

3回表<成田>

二死から古谷が中安。宮内は既に被安打4。

古谷二盗に成功。2回連続でスコアリングポジションに進められた。

併殺2つで凌いでいる。

 

3回裏<銚子商業>

1番からの攻撃。三者凡退。

 

4回表<成田>

先頭は強打者松本。警戒からが0-3とボール先行。四球

4番に送りバント。一死2塁。

6番篠田隼、中安タイムリー。成田先制。成田1-0銚子商業

 

4回裏<銚子商業>

先頭、常世田。2打席連続のツーベース

山口四球

成田・石田、選球を乱している。向後翔・四球。無死満塁。

 

投手交代:#1 片岡海都

 久我陸人:暴投1-1.次球スクイズ⇒ファウル

中安タイムリー成田1-2銚子商業

宮内陸:スクイズ成功成田1-3銚子商業。

ワイルドピッチ。二死2塁。

主将・加瀬左2タイムリー成田1-4銚子商業

 

見事。このチームで最高の攻撃だったのではないか。

 

5回表<成田>

一死後四球。次打者古田。嫌な感じだったが、左飛。

後続牽制死か。守備が良い。

 

5回裏<銚子商業>

二死後、山口・中安

二失で二死1.2塁。

あっさり3者凡退で終わらない、こういうしつこさが大切だ

 

6回表<成田>

前回の対決で好守に大活躍だった吉田涼太。四球。

松本・左越本成田3-4銚子商業

初球を狙い打ちされた。

 

一死後、二塁ゴロ失策。制球が乱れる。中安。一死1.3塁。

ワイルドピッチ。成田4-4銚子商業

中安。

四球。一死満塁。

三振。

古谷。0-2から中飛。良く凌いだ。絶体絶命だった。

成田は打者一巡だった。

 <銚子商業ファンの目線でコメントしている>

 

6回裏<銚子商業>

一死後内野安打2本で、1.2塁。1番 加瀬泰雅のバント安打が効いた。

関根;

三振(空振り)
+1 (鈴木翔)
鈴木翔盗塁 成田4-5銚子商業 ここは特筆される。重盗を仕掛けた。
打者アウト(2)
捕手失策(悪送球)
2アウト3塁

 

3番 加瀬悠太

ボーク⇒成田4-6銚子商業

左2

 

投手交代:#11 齋藤鳳人 *前回の対戦で完封された。

4番 常世田翔太 四球

5番 山口弘汰 三振

 

7回表<成田>

先頭打者四球。本塁打を打たれた松本を併殺に仕留めた。

 

7回裏<銚子商業>

二死後、宮内陸・左安

 

 8回表<成田>

一死後、遊安・左安・四球⇒一死満塁

三振。投球数:122

二死満塁で、主砲・古谷。空振り三振

最後の山か。気迫で凌ぐ。

 

8回裏<銚子商業>

投手交代: 松本憲信

二死後、3番加瀬。6球ファウル11球投げさ四球で出塁。 

ビックプレー。予感があった。 

 

常世田、右翼本塁打成田4-8銚子商業

 

 

9回表<成田>

 2番 吉田涼 左安

3番 松本憲信 三振

4番 徳田泰成 右飛

5番 坂本涼 左越本 成田6-8銚子商業 

6番 篠田隼 3-2ファウル4球⇒空振り三振

 

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宮内陸: 三振10、四球6、投球数:155、気迫の完投勝利。

 

 

<総評>

壮絶な試合だった。

観戦していた銚子商業選手のご両親は、泣き崩れているのではないか。

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1番に起用された成田の主砲・古谷と2度にわたり満塁のピンチで対戦。

ここを凌いだのが大きなポイントだったのではないか。

長期にわたり、ことごとく銚子商業の分厚い壁となっていた成田を突き崩した意義は大きい。

昨秋まで流れが悪くなると淡泊だった攻撃が、劇的に粘り強くなっていた。

3番加瀬。6球ファウル11球投げさせ四球。 

 

澤田洋一監督の積極采配も光った。

送りバント一辺倒の采配により、揺さぶりの無い単調な攻撃だったが、この日は足を絡めて試合を動かした。

こういう攻撃は、かつての「緻密な野球」を彷彿させた。

 

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8/10 9:00- @大谷津球場

第6地区決勝:千葉黎明vs銚子商業

 

少年時代からの生粋の銚子商業ファンである私と、

好感度抜群であり、一押しの千葉黎明(もはやファンになっている)

の対戦になりました。

第1試合で主戦投手を温存した千葉黎明と、大黒柱宮内陸が155球を投じた銚子商業。

銚子商業が勝つには、今日の試合で体現した、足を絡めた粘り強い攻撃が必須となるでしょう。銚子商業の投手起用がカギになりそうです。

 

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第3地区

浦安市運動公園
1.専大松戸9⑦1浦安
2.千葉商大付9⑦2松戸六実

 

第4地区
1.西武台千葉9⑦0柏南
2.日体大柏5×2柏陵

 

第7地区
長生の森
1.千葉学芸17⑤1長生
2.一宮商業1×0東金

 

第1地区
千葉県野球場
1.千葉明徳8⑦0幕張総合
2.千葉経大附7(延10TB)6市立千葉

 

本日もコールドゲームが、5/10試合。例年より多いのではないか。

 

 

<追記>【勝利の旗は】千葉県立銚子商業高校90【我を待つ】

 

成田に勝利!!秋のリベンジ達成!
おめでとう!
宮内選手150球投げたみたいですが…
明日は誰を先発にするんでしょうか
明日の黎明戦頑張って!!

 

よく勝った!!
成田には連敗だった先輩たちの仇をうったね。
常世田の本領発揮、陸の粘投が光ったな。
明日は・・・頼みの陸はさずがに投げられないだろうから。

今の三年投手陣では、陸以外は打たれるしなぁ・・・
ここだけ、一・二年の投手陣を起用してほしいところだが。。。

澤田監督。

 

組み合わせで、成田、商業、黎明の3強の振り分けがどうなるか・・・・ってのもあったが
成田と同じゾーンになった時、黎明が有利になった。成田との死闘を制したが、第2試合というのも
きつかった。明日は黎明の千葉君を打てるかどうかだが、投手陣もきついな。

 

ここまでの3試合控えも含めてベンチに入ってたのは全員3年生だけ
本来4番に入ってるはずの2年加藤ですら外してんだから明日も3年だけだよ
まぁ、3年生の気持ちに区切りをつける為の大会って位置付けに商業はしたんだろうから3年だけで頑張ればいいんじゃない
明日勝っても負けても12日には新チームの練習試合あるしそっちも楽しみだー

 

成田はベストメンバーだったの?

 

成田はベストだろ?
舐められたもんなだな先発18だからね
タラレバになるけど齋藤が投げてたらまた違った展開だかっかもね秋は完封されてた

 

<コメント>

ずーっと意味不明なアンチが張り付いているのが不快です。

コアな銚子商業ファンの投稿を楽しみにしています。

 

 

<追記>8/10

【千葉高校野球】銚子商・宮内「何としても勝ちたかった」 宿敵成田を撃破 <第8日>

配信

千葉日報オンライン

成田―銚子商 最後の打者から三振を奪い雄たけびを上げる銚子商・宮内陸=成田大谷津

 マウンドの宮内陸は雄たけびが止まらない。銚子商が同地区の宿敵を撃破し、地区決勝へ名乗りを上げた。長年繰り返してきた伝統校同士の一戦。155球で完投のエースは「成田には何としても勝ちたかった」。心地よい疲労感を感じながら、大粒の汗を拭った。  昨秋は0―2で完敗。全員3年生がベンチ入りする銚子商の方が、気迫で上回った。エースは前戦93球を投じていたが、140キロ前後の速球にカットボールを織り交ぜ10奪三振。追い付かれても、猛暑で足がつりだしても懸命に腕を振った。「みんなの思いに応えたかった。ここで抑えなきゃ銚子商業のエースじゃないと思った」  六、八回と満塁で成田の強打者、古谷将也を迎えたが、中飛、空振り三振にそれぞれ仕留め絶叫。苦しみながらも立ち続ける右腕の姿に、4番の常世田翔太は「絶対に助けたかった」。八回裏の打席、右腕を掲げ、打った瞬間に柵を越えると分かった。匝瑳シニアでも仲間だった親友が、貴重な追加点を豪快2ランでもたらした。  「みんな地元で甲子園を目指し集まったメンバー。自分たちが千葉で一番と証明したい」と常世田。涙を重ねてきた名門の勢いは、最高潮だ。

◆試合結果

 ▽4回戦(成田大谷津) 成田 000103002―6 00040202×―8 銚子商 (成)石田、片岡、斉藤、松本―古谷 (銚)宮内陸―加瀬泰 ▽本塁打 松本、坂本(以上成)常世田(銚) ▽二塁打 坂本(成)常世田2、加瀬泰、加瀬悠(以上銚)  【評】銚子商が粘り勝ち。六回に相手失策とボークで勝ち越し、八回に常世田が右翼へ2ラン。宮内陸は完投。成田は12安打で、九回に2死から坂本の2ランで迫った。

 

 

2020夏季千葉県高校野球大会③ 独自大会に臨む姿勢が勝敗に直結した試合 #習志野 #県立船橋 #拓大紅陵 #市立船橋

ケーブルテレビ(J:COM)を利用していて良かったと実感できるシーズンだ。

チバテレビも録画予約しているので、船橋市民球場の習志野戦を主体に、マリンスタジアムで行われる最激戦・第8地区を視聴するつもりでいた。

習志野vs県立船橋の序盤を視聴していて異変に気づく。

ビデオ録画が始動していない。

チバテレビにチャンネルを変えると、そもそもその試合自体が消えている。

テロップに「東海大望洋が出場を見送り、木更津総合の不戦勝」とある。

現在の「過剰自粛」とその同調圧力が蔓延る現状では致し方ないが、東海大市原望洋

の選手達は気の毒としか言い様がない。詳細が不明だが、PCR検査の機能向上によって「陽性」になったに過ぎないだろう。

 

 >95%以上の人は無症状

1. 検査機器の性能が大幅に向上し、微量のウイルスでも検出できるようになった
2. 検査の人数が大きく増えた

まず、1についてです。現在の主力はPCR検査で、結果が陽性になると「感染者」とされます。そして、最新型の検査機器なら、ごく微量のウイルス(残骸含む)でも「陽性」と判定されてしまうのです。

>従来の機器だと5個は難しいのですが、新型なら5個でも簡単に検出できます

www.otonarashino.com

 

ここにきて、小池百合子を筆頭としたろくでもない知事と反日メディアの扇動が、千葉独自大会に影響を与えたことになる。きちんとデータ解析できる本物の「専門家」の声が拡散され、事態が沈静化されることを臨んでいる。

解は、指定感染症から外すことだ。

 

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話を高校野球に戻します。

「習志野vs県立船橋」。抽選によるトーナメントにもかかわらず、ここのところ、おなじみの対戦となっております。

2019夏:4回戦:習志野6-1船橋

2019秋、県大会2回戦:習志野8-1船橋

 

船橋は、1回戦で前評判の高かった市立船橋を破った(@船橋市民球場)。当日観戦していた方のツイートが印象に残っています(見つかりませんでした)。

県立船橋の健闘が、判官贔屓のファン心理を呼び起こし、地元の船橋市民球場球場全体が県立船橋の応援一色になる異様な光景だったそうです。

現在の市立船橋の快進撃の一因のような気がします。

 

つまり、ここ1年で3大会連続となります。

更に、次の秋季大会予選でまたもや対戦が決定しておりました。

8/24 船橋市民球場 9:00-船橋vs習志野

*視聴する中で、明らかにこの「偶然」が、船橋・増田雄二監督の采配に影響を与えた、と感じました。

 

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習志野コールド勝ち、隙逃さず加点 県船橋-習志野・試合結果 2020千葉高校野球<第7日>
2020年8月8日 13:17 | 無料公開

▽4回戦(船橋市民)

県船橋
  000020―2
  012018x―12
習志野
(六回規定によりコールド)

(県)荒井、中薗、坂本、小山―山田
(習)山根、堀井―宮下
▽三塁打 本橋(船)堀井(習)

 【評】習志野は4―2の六回に制球を崩した相手の隙を逃さず加点し、堀井の3点適時三塁打でコールド点差をつけた。県船橋は五回に本橋の適時打などで2得点。

 

<コメント>

 習志野は、3戦連続で山根 雄峰を先発させた。

2週間後にスタートする秋季大会を見据えた起用であることは明らかだろう。

武漢ウイルス禍が招いた千葉県教育委員会の「過剰自粛」により、練習試合による実戦経験を積めなかった。

そのため、新チームの主戦投手候補の山根を育てながら勝つという両天秤をかけている。主力が経験豊富な選手層の厚い習志野ならではの采配だ。

屑の扇動者が吹聴している「特別な夏」というフレーズがテレビで喧伝されているが、

この独自大会に向けた姿勢は、「特別な夏」を生み出した。

 

各チームの大会に取り組むスタンスが、以下のカテゴリーに分かれている。

① 甲子園に繋がらない独自大会だが、真剣勝負の場と捉え、全学年の実力主義で臨む。

② 3年生の思い出作りを尊重して、3年生を出来るだけ多く起用する。1.2年生は基本的に起用しない。

③ 自粛期間に3年生の気持ちが離れた(受験勉強など)ので、3年生の合意の上で、秋季大会に向けた調整の場と捉える。

 

上記の姿勢により、この独自大会の結果が変わってくるのは当然だ。

名将が率いる分厚い選手層の習志野は、序盤が③(②の要素は③より低い)、山内を起用するタイミングから①に移行するのではないか。

 

通常は、①に絞らないと結果は伴わない、と確信する。

 

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船橋の投手起用は、

荒井 皐(2年) 、 中薗 遼太郎 (2年)、 坂本 大和(2年) 、 小山 空良汰(3年)だった。エースの荒井に代打を送り、4回で降板させた。

後続の2人を観て、「勝つ」ことよりも「経験」を優先させたことは明らかだった。

5回までは、その徹底した采配を観て、次戦(秋季大会)では習志野と良い戦いをするのではと感じさせたが、6回の投手起用は「調子に乗りすぎ」と断じる。

全国レベルの櫻井 亨佑にぶつけるレベルでは到底ない。

「やり過ぎ」から、一気に瓦解してコールドゲームとなった。

極端に言えば、習志野は「ボールに手を出さない」ことだけしかしておらず、大きいヒットに興味を示さず、淡々と試合を進めていただけだった。

エンジンを吹かす必要が無いので、大会の終盤に力を貯めているように映る。

 

得点を許した5回、習志野・山根は二人目の打者に11球を費やした(右安)。

決め球がない、ことを象徴した場面だ。

以降フラフラだったが、そのイニングを最後まで投げさせた。

新チームの投手育成は、厳しい状態と思われる。

 

<追記>8/19

 大会最終日のダイジェストを視聴している中で、とても印象に残りました。

「人間力」のある監督さんです。

ここのところの県立船橋の奮闘の理由が分かりました。

指導者に恵まれ、うらやましい限りです。

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■ 県船橋・増田雄二監督(42) 4回戦 2―12習志野  後悔はあるか? ないわけないよな。100点満点でやりきりましたなんて、俺は違うと思うんだ。人生に「たられば」はつきもの。あのときもっとこうしていればって、そう思ってしまうのが人間だ。  未来を無理やりでも変えてやるって、そういう強い気持ちが生きていく上で必要なんだ。いいか3年生、これからの人生に、この後悔を必ず生かしてくれ。泥臭く、歯を食いしばって生きていけ。社会はもっと厳しいぞ。  おれは監督として、お前らは本当にすごいやつらだと思っている。夏の大会がなくなったとき、「最後まで真剣勝負したい」って全員が言ってくれた。おれはうれしかったよ。  本当に酷な経験だったと思う。つらかったと思う。でも、これはうそ偽りなく、高校3年生のお前らが成し遂げたことだ。誰にでもできることじゃない。後輩たちに見せてくれた背中は100点満点だ。1、2年生、この背中を絶対に忘れるな。無駄にするな。  でも本当に悔しいよ……。自慢のお前らと、もう少しだけ野球がしたかった……。

 

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14:00-学館船橋vs市立船橋志学館vs拓大紅陵を並行して視聴した。

 

■船橋市民球場

学船|000 000 0 H4 E0
市船|203 020 x H10 E1

(学) 千葉、浅田、白石-石崎
(市) 黒田、朝武-櫻内

 

秋季大会での学館船橋の攻撃力(対成田)を観ていたので、意外な展開だった。

「地力」の面で、市立船橋が圧倒していた。何も特別な事をしたわけでは無く、いつも通りのプレーをしただけだろう。

 

■ZOZOマリン 第2試合
志学館  201 100 31 計8
拓大紅陵 001 000 00 計1
(八回コールド)

 

上述した、この独自大会に臨む姿勢に尽きるだろう。

拓大紅陵の謎采配・選手起用が全てであった。

相手は昨秋ベスト8で、秋季大会も接戦でようやく振り切った相手。兄弟校でもあり、知り尽くした相手なのではないか。

至学館の投打の中心・相馬 綾太選手の「大物食い」を狙うぎらぎらした目が印象的だった。挑戦者の姿勢だ。

一方、兄貴分拓大紅陵の監督は、準優勝で勘違いしていた、とすら感じた。

関東大会・花咲徳栄戦の惨敗を鑑みれば、秋季大会準優勝はくじ運に恵まれたフロッグであり、地力を付けることに注力した、挑戦者の姿勢が求められたはずだ。

投手の継投で傷口を拡げ続け、8回に思い出作りのようにエースの竹内を登板させた。コールドゲームとなる最後の失点は、二盗の走者が悪送球が重なってホームインしたものだ。失策は5。最後の打者は、気持ちが乗っていないことがはっきり出ていた。

この敗戦は、選手では無く、監督の問題だ。

 

<追記>8/9

試合後、8/8(土) 21:29配信

「竹内が故障していた」という記事がありました。

私のコメントの前提が崩れました。

今朝ダイジェストを観たが、この事には全く触れていない。

 

www.nikkansports.com

 

 

 ☆第5地区
○今日の結果
8/8
*地区予選準決勝
八千代松陰7×2四街道

<追記>8/9

ダイジェストで八千代松陰の独自大会に臨む姿勢が紹介されていた。

監督から3年生に一任され、25名の3年生だけで闘う選択をした。

1.2年生もそのことを支持して、全力でサポート。3年生の姿を焼き付けている。

「真剣勝負」の一つの形だろう。


中央学院8⑧1佐倉

 

 明らかに、「真剣勝負」で臨んでいるチームが勝ち進んでいる。

 

 大会前から申し上げているが、

「真剣勝負」で臨むからこそ後に繋がる財産を得られる。

例え、新チームの1.2年生が、その実力から出場機会がなくとも、懸命に闘う先輩の姿を観ていれば、姿勢が変わり、秋季大会で結果を出す。

そういうものです。

 

2020夏季千葉県高等学校野球大会 「第6地区」②終盤戦に突入 #銚子商業 #千葉黎明 #成田

第6地区(東部地区)に関心のある高校野球ファンには、ストレスが募っているのではないだろうか。試合の中継が無いのだ。

本日は見所のある4試合が行われた。

 

大谷津
第1試合:横芝敬愛1-10⑦千葉黎明

高校野球ドットコムが押していた古豪・横芝敬愛だったが、仕上がりの良い千葉黎明に圧倒された、ようだ。

 

第2試合:成田北4-9成田

成田北は東部地区大会で準決勝に進出していた。初回3点を先行されたが3回に追いつき、成田に1点追加されたが、6回に再度追いついていた。その後突き放されたが、好ゲームだったのではないか。

 

ナスパ
第1試合:市立銚子4-5成東

オールドファンにはたまらない甲子園出場経験のある古豪対決。成東が1-4から8回に追いつき、9回サヨナラ勝ちをした。

 

14時が回り、なんとか途中経過だけでも把握できないか、とたどり着いたのが、チバテレビの「途中経過・結果速報」だった。

初回銚子商業が2点先行している。

しばらくしてから開き直しても表示に変化は無い。

また開くと、ようやく1回終了。

そこでようやく思い出した。「一球速報」。。。

 

断片的だが、映像を想像しながら、序盤と終盤の状況を追っていた。

最も刺激的だったのが、先発が噂の大型右腕・宮内啓輔だったことだ。

残念ながら、その投球を観たことがない。

2番手投手のポジションだった向後翔を、レフトで起用したのも期待感を膨らませた。打撃が良いので、野手で起用すべきとのコアなファンの意見を目にしていた。

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銚子商業 R9 H12 E1

東京学館 R3 H4 E1  


1 捕 加瀬泰雅 2 ①中安左3+悪送球(打点1)③中直⑤捕邪飛⑥左安⑨遊ゴ
2 二 関根駿 4 ①送りバント四球四球四球⑥左飛⑨捕邪飛
3 右 加瀬悠太 9 ①右安左安左安四球⑦右飛
4 遊 常世田翔太 6 ①四球②右飛④右犠(打点1)⑤遊ゴ⑦2ゴロ
5 一 山口弘汰 3 ①1ゴロ(打点1)②右飛④四球右安(打点2)⑦投直
6 左 向後翔 10 ①中2(打点1)四球中安(打点1)⑤中飛⑧左飛
7 三 久我陸人 5 ①2ゴロ③送りバント④中飛⑥二直⑧添田泰地(打)遊ゴ
8 投 宮内啓輔11、②右安③2ゴロ④三振⑥宮内陸 遊ゴ⑧3ゴロ
9 中 鈴木翔 7 ②送りバント遊安(打点1)四球遊安土屋瑞輝(打)右飛

 

宮内啓輔:4回、66球、被安打3、四死球4、三振1、失点3

宮内陸:5回、76球、被安打1、四死球1、三振9、失点0

 

<コメント>

それぞれ選手が、「良い仕事」をしたことが分かる。

向後翔の起用も的中している。

少し気になるのは、常世田のエンジンがまだかかっていない程度か。

昨秋不調にみえた、主将・加瀬泰雅も活躍した。

 

終盤の宮内陸の投球だが、非常にテンポが良いのが伝わってきた。

見逃しのストライクが多く、打者は手が出ない、ことが伺われた。

銚子商業復活に向けたプロセスで、まさに分厚い『壁』となっている成田戦を前に、エースの状態は上向いている。

昨秋のリベンジというモチベーションもあり、好ゲームが期待できそうだ。

 

8/9 @大谷津
第1試合:千葉黎明 vs 成東

成東出身の荒井総監督が強豪校に引上げた千葉黎明と、その母校である古豪・成東との対決になる。昨秋も対戦している。成東がどこまで食い下がれるか。

 

第2試合:成田 vs 銚子商業

上述の通り。ここのところ(一体何年になるかという長い期間)銚子商業はことごとく成田に跳ね返されている。

 

 

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