「サイン盗み疑惑」の真相

1% control the world. 4% are their puppets. 90% are asleep. 5% know and try to wake the 90%. The 1% use the 4% to prevent the 5% from waking up the 90%.

#習志野 vs #沖縄尚学 「知将+勝負師」対決 『紙一重の攻防』

 「万難を排し」というよりも、「強引」に視聴しました。

「好ゲーム」というありふれた言葉を使用する気になりません。

痺れました。

両チームとも、「粘り強い」チームという同じ形容詞の前評判通りのゲームでしたが、最後は、監督の「紙一重」の経験の差が勝敗を分けたように思います。

高校野球における指導者の力量が、チームカラーににじみ出る典型のゲームと感じました。

 

小林監督は、このブログで触れましたが、

千葉県高校野球の伝説、選手権の優勝投手であり、選手権の優勝監督でもあ「石井好博」氏の愛弟子です。

「市原弘道」氏( 1967年、習志野高校野球部が千葉県勢として初めて全国制覇した時の監督)の

「スキのない野球=スキをつく野球」

を今に受け継ぐ名将です。

www.otonarashino.com

 

対する沖縄尚学「比嘉公也 (ひが こうや)」監督。

ただ者ではありません。

生年月日:1981年6月29日生まれ

出身高校:沖縄尚学高等学校

出身大学:愛知学院大学

沖縄尚学高校野球部時代にはエースとして活躍し、1999年の第71回選抜高等学校野球大会に出場し、見事全国制覇を達成している。

 

2006年6月に母校である沖縄尚学高校野球部の監督に就任。

しかし、同年9月に部内で暴力事件が発生し、1ヵ月の対外試合禁止処分となった。

*決して順風満帆のスタートではなく、困難を乗り越えられたようです。

26歳という若さで選抜高校野球大会で沖縄尚学高校野球部を優勝に導いた監督でもある。

 

「選手でも選抜優勝し監督でも選抜優勝」

経歴が、石井好博氏と酷似しており、まさに、選抜版の「伝説」の人物

『なんくるないさ』では勝負事には勝てない。

この当たりも、過去記事で紹介した、沖縄水産・栽 弘義監督を彷彿させる。

まだ、38歳。どこまで大物になるか、末恐ろしい。

 

そんな、共に「知将+勝負師」である両監督が鍛え上げたチーム同志の対決になりました。

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<試合経過>

先発は沖縄尚学が仲村渠、習志野が山内

 

1回表習志野の攻撃▼ 残塁:3塁

試合開始

角田:ヒット 1塁

小沢:見事送りバントを成功させる 1アウト2塁

根本:外角のスライダーを打つもファーストゴロ 2アウト3塁

桜井:一打先制の場面で外角のスライダーに空振り三振!決定機を逃す 3アウトチェンジ

 

1回裏沖縄尚学の攻撃▼

神里:一度もバットを振ることなく見逃し三振 1アウト

島袋:外角のスライダーに空振り三振でバッターアウト 2アウト

水谷:外角のストレートを打つもサードゴロ 3アウトチェンジ

 

2回表習志野の攻撃▼ 残塁:1塁

高橋:外角の真っ直ぐを見送りフォアボールを選ぶ 1塁

和田:見事送りバントを決める 1アウト2塁

兼子:内角のスライダーを打つもセンターフライ 2アウト3塁

山内:2アウト3塁の1-0からレフトへのタイムリーヒットで習志野先制! 沖縄尚0-1習志野 1塁

竹縄:内角のストレートを打つもセンターフライ 3アウトチェンジ

 

2回裏沖縄尚学の攻撃▼

與谷:内角の真っ直ぐに見逃し三振でバッターアウト! 1アウト

崔:ファーストへの痛烈な打球の内野安打 1塁

奥原:見事送りバントを成功させる 2アウト2塁

高良:ファウルフライを桜井(一)がつかんでバッターアウト 3アウトチェンジ

 

3回表習志野の攻撃▼

角田:外角のストレートを打つもセカンドゴロ 1アウト

小沢:一度もバットを振ることなくフォアボールを選ぶ 1塁

一塁走者小沢:盗塁を試みるもアウト 2アウト

根本:外角低めのスライダーを引っかけてファーストゴロ 3アウトチェンジ

 

3回裏沖縄尚学の攻撃▼

岡野:外角の変化球に見逃し三振でバッターアウト! 1アウト

仲村渠:一度もバットを振ることなく3球三振 2アウト

神里:ワンバウンドした球に空振り、三振を喫する 3アウトチェンジ

 

<コメント>

序盤習志野山内投手の出来が良く、千葉決勝戦を彷彿させた。

タイムリーも打っており、これまた千葉決勝がダブる。

力量的にも習志野優勢と思われた。

 

4回表習志野の攻撃▼ 残塁:1・3塁

桜井:センターへのヒットを放つ

神里(中):ファンブル 2塁

高橋:見事送りバントを決める 1アウト3塁

和田:ランナー3塁から見事スクイズを成功させる 沖縄尚0-2習志野 2アウト

兼子:センターへのヒットを放つ 1塁

山内:ライトへのヒットで出塁 1,3塁

*投手交代:仲村渠→永山

竹縄:ランナー1,3塁から高めのストレートを打つもセンターフライ 3アウトチェンジ

 

またも、千葉予選で度々見られた、意表を突く初球スクイズ

完全な習志野ペースだったが、このあたりから残塁の多さが気になりだした。

決めきれないのだ。

 

4回裏沖縄尚学の攻撃▼

島袋:外角のスライダーに空振り三振でバッターアウト 1アウト

水谷:ライトへのツーベース 2塁

與谷:1アウト2塁からセカンドへの内野安打 1,3塁

崔:ランナー1,3塁の1-2からセンターへの同点タイムリースリーベース沖縄尚2-2習志野 3

奥原:ランナー3塁の0-1からセーフティスクイズを決める 沖縄尚3-2習志野 2アウト

高良:内角のストレートを打つもサードゴロ 3アウトチェンジ

 

早速嫌な予感が的中した。

沖縄尚学は初めてのチャンスを生かし、一気にひっくり返した。

セーフティスクイズには、

「やられたらやり返す」

という、比嘉監督の意思が体現されてる、ように見えた。

この時点で、とんでもない「大物」ではと感じた。

しかも、沖縄尚学は残塁0である。

 

5回表習志野の攻撃▼ 残塁:2塁

角田:粘りを見せて10球目に四球を選ぶ 1塁

小沢:見事送りバントを決める 1アウト2塁

根本:ランナー2塁からセンターへの同点タイムリーヒット 沖縄尚3-3習志野 2塁

桜井:外角の落ちる球に空振り三振でバッターアウト 2アウト

高橋:低めの落ちる球を打つもサードゴロ 3アウトチェンジ

 

またも一本が出ず。追いついても勝ち越せない、木更津総合戦と同じ流れだ。

 

5回裏沖縄尚学の攻撃▼

岡野:外角の変化球を打つもライトフライ 1アウト

永山:ファウルフライを桜井(一)がつかんでバッターアウト 2アウト

神里:外角のスライダーを打つもセカンドゴロ 3アウトチェンジ

 

6回表習志野の攻撃▼

和田:外角の真っ直ぐを打つもショートゴロ 1アウト

兼子:外角のストレートに空振り三振でバッターアウト 2アウト

山内:内角のストレートを打つもセカンドゴロ 3アウトチェンジ

 

6回裏沖縄尚学の攻撃▼ 残塁:2,3塁

島袋:角田(遊)のファンブルにより出塁する (エラー)1塁

投手交代:山内→飯塚 守備変更:高橋ライト→レフト 守備変更:山内ピッチャー→ライト

水谷:粘りを見せて9球目に四球を選ぶ 1,2塁

與谷:内角のストレートを打つもセンターフライ 1アウト

崔:ランナー1,2塁からライトへのヒットで出塁 満塁

奥原:ランナーフルベースの3-2から見事スクイズを決める 沖縄尚4-3習志野 2アウト2,3塁

高良→代打:山下

山下:ランナー2,3塁からショートゴロ

2塁走者崔は守備妨害によりアウト 3アウトチェンジ

 

このスクイズで確信。比嘉監督はただ者ではない

さらに、この場面でスクイズをきめられる「奥原」選手。

素晴らしいチームだ。

一つ間違えたらやられる。苦戦を覚悟した。

 

7回表習志野の攻撃▼

守備変更:山下→ショート

飯塚:外角の落ちる球を打つもショートゴロ 1アウト

角田:内角のフォークを打つもファーストゴロ 2アウト

小沢:一度もバットを振ることなくフォアボールを選ぶ 1塁

根本:つまった打球はセカンドゴロ 3アウトチェンジ

 

7回裏沖縄尚学の攻撃▼

岡野:外角のスライダーを打つもサードゴロ 1アウト

永山:外角の落ちる球に空振り三振 2アウト

神里:一度もバットを振ることなく四球を選ぶ 1塁

島袋:ライトへのヒットを放つ 1,2塁

水谷:外角の真っ直ぐを打つもセカンドゴロ 3アウトチェンジ

 

しのいでいるが、飯塚投手の制球が定まらず。

明らかにいつもの調子ではなかった。

 

8回表習志野の攻撃▼

桜井:センターへのヒットを放つ 1塁

高橋:低めの真っ直ぐを打つも4-6-3のダブルプレー 2アウト

和田:高めのストレートを打つもセンターフライ 3アウトチェンジ

 

この時点で、50%負けを覚悟した。

沖縄尚学に『勢い』を呼び込むダブルプレーだった。

 

8回裏沖縄尚学の攻撃▼

與谷:外角の変化球に見逃し三振 1アウト

崔:空振りの三振を喫する 2アウト

奥原:空振りの三振を喫する 3アウトチェンジ

 

ベンチで小林監督が、飯塚投手にささやいているのを確認していた。

そして、この別人のような投球。

最終回に望みをつなぐ、圧巻の投球だった。

 

9回表習志野の攻撃▼ 残塁:2,3塁

守備交代:レフト吉里

兼子:外角の真っ直ぐを打つもショートゴロ 1アウト

この時点では、飯塚君の好投が報われないかも、と思わざるを得なかった。

山内:ライトへのヒットで出塁 1塁

一塁走者山内:盗塁成功 2塁

まさに、勝負師小林監督の真骨頂。

驚きを通り越して「唖然と」させられた。

 

飯塚:山下(遊)の悪送球により出塁する 1,3塁

これは、「執念」が呼び込んだもの。気をされたと言えるのではないか。

 

角田:1アウト1,3塁の1-1からレフトへのタイムリーヒットで習志野同点! 沖縄尚4-4習志野 1,2塁

こういうゲームでは、エラーと四球がポイントとなる。

角田君、自らのエラーを取り返した。

 

小沢:見事送りバントを成功させる 2アウト2,3塁

この送りバントも勝負師ならでは。流れは次打者のタイムリーだった。

根本:一打勝ち越しの場面で低めの真っ直ぐを打つもセカンドゴロ 3アウトチェンジ

またも、残塁で決めきれず。

飯塚投手次第の展開となる。

 

9回裏沖縄尚学の攻撃▼

山下:外角のチェンジアップに見逃し三振でバッターアウト! 1アウト

岡野:外角のスライダーに空振り三振 2アウト

永山:外角のスライダーに見逃し三振 3アウトチェンジ

 

流れは習志野に移ると確信した。

 

10回表習志野の攻撃▼ 残塁:3塁

桜井:ライトへのヒットを放つ 1塁

高橋:見事送りバントを成功させる 1アウト2塁

和田:ランナー2塁からセンターへの勝ち越しタイムリーツーベース 沖縄尚4-5習志野 2塁

兼子:ど真ん中のストレートを打つもセカンドゴロ 2アウト3塁

山内:外角のストレートを打つもライトフライ 3アウトチェンジ

 

山内君の当たりは痛烈。最後までトドメをさせない1日だった。

 

10回裏沖縄尚学の攻撃▼

神里:内角の真っ直ぐを打つもセカンドゴロ 1アウト

島袋:空振りの三振を喫する 2アウト

水谷:一発出れば同点の場面で低めのストレートを打つもレフトフライ ゲームセット

試合終了

 

「流れ」を理解する、コアな高校野球ファンなら同意見だろう。

最大のポイントは、9回一死からの山内君の盗塁。

ベテラン小林監督が、若い比嘉監督に、

やり返した「返礼」だ。

比嘉監督には伝わっただろうと感じた。

 

試合後のインタビューに注目していた。

 

習志野・小林監督は「ほっとしています。沖縄尚学さんが勢いだけでなく、基本的なことができるチーム。簡単にいかないと思っていた」と振り返り、追い込まれた九回の攻撃前には何度か同じようなことを経験しているね。いままでそれを粘ってつないでここまできたんだから同じ事を繰り返そうと声をかけたという。

 再び、沖縄尚学の戦いに敬意を示し、「紙一重だった試合内容もそうですし、沖縄尚学さんが最後まできちんとした高校生らしいいい野球をしていた。走る、きびきびしたテンポの良い野球に負けないようにしようと。こういう舞台で試合をさせてもらうことはプラスになる。大きな財産になる」と大きくうなずいた。

 

9回の、山内の盗塁について

比嘉監督「あれが全国との差ですかね。」

 

「新チーム発足の時は、まさかこの夏の甲子園に出場できるとは思ってなかった。センバツ準優勝校相手にここまでよく食らいついていったと思います」試合後は習志野・小林徹監督(57)の元に足を運び、あいさつすると小林監督から手を差し伸べられ、がっちり握手して健闘をたたえ合っていた。

 

 

沖縄県高校野球ファンの皆様;

これで、選手権の戦績は、

沖縄4勝、千葉2勝となりました。

これほど良いチームが負けたことで残念な思いの方が多いと思います。

言葉が見つかりません。

 

なぜか、沖縄県とは縁があり、つぶし合いの歴史と言えるかもしれません。

今年の習志野は、まちがいなく沖縄県の思いを受け継いでいると確信します。

また、比嘉監督は、沖縄県はおろか将来の高校野球を背負う資質を持ち合わせた名将です。

次は、決勝戦で相まみえることを切望いたします。

 

 

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<後記>

昨日、在日集団による試合前日を狙った醜悪な記事がありました。

試合後も、星稜校内新聞スポーツ報知が、

自分たちが「捏造」に加担している、「甲子園近隣住民」とやらを記事にしているのを確認しました。

私は「本気で」この連中に「社会的制裁」を与えるつもりです。

 

 

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