9/23、銚子商業敗退は、ファンとして、「できるだけ多くの経験を積むことが大事」という意味で残念でした。
良い意味で、実力校と対戦できる組み合わせでしたので、レベルアップと課題を掘り起こす「真剣勝負」の機会を失ったことになります。
春の大会までの、周囲の環境作りが大事になるでしょう。
この大会の使用球場における「柏の葉」の位置付けが、「第2球場」なのは個人的に幸運でした。自宅から最寄りだからです。
朝一の私用を済ませ、9/28の第一試合の9回から観戦しました。
東海大市原望洋に接戦で敗れましたが、我孫子東の『勢い』を感じました。
9/28 @柏の葉
第二試合:成田vs学館船橋
2試合続けて成田高校の試合を観戦することになりました。
■成田・尾島治信監督
成田→日本大を経て、社会科教員として成田に赴任。野球部部長を経て2000年から監督就任。2006年春、2007年春に甲子園出場。10年夏には甲子園ベスト4に進出。
1⑧ 吉田
2⑤ 飯田
3① 松本
4② 古谷
5③ 篠田
6⑨ 須合
7⑦ 伊藤
8⑥ 木村
9④ 尾島
エースナンバーをつけた松本が先発した。
<1回表>学館船橋
1. 四球
ボールが浮く。抑えが効いていない。
2. 送りバント
3. 3塁強襲⇒ツーベースヒット 成田0-1学館船橋
4. 3塁線を抜ける⇒L(レフト)H 成田0-2学館船橋
5. レフトH 1死1.3塁
*スライダーに切れがない。棒球。
6. レフト犠牲フライ 成田0-3学館船橋
7. 三振
制球定まらず、スライダーは切れもスピードもない状態。
明らかに本調子ではない、と思われた。
後ろにいたOB会の重鎮と思しき関係者のいらだちが止まらない(試合終了まで続いた)。
率直に言って、「何故、投手交代しない?」と疑問だった。
<1回裏>成田
1. 吉田 S(ショート)ゴロ
2. 飯田 C(センター)H
3. 松本 左中間ツーベース 成田1-3学館船橋
4. 古谷 四球⇒1死1.2塁
5. 篠田 Sゴロゲッツー
<2回表>学館船橋
四球のランナーに盗塁を決められた。
センター前Hを、銚子商業戦で好守を連発した吉田がバックホームで刺す。
<2回裏>成田
相手のミスで、1死1.2塁にチャンスが拡がった。
2ゴロゲッツー。
2回連続のゲッツー。流れが悪い。
<3回表>学館船橋
3者凡退
<3回裏>成田
2死2.3塁
5番篠田の2点タイムリーH 成田3-3学館船橋
<4回表>学館船橋
2死満塁
石井 走者一掃のツーベースヒット 成田3-6学館船橋
*同点に追いついた直後に追加点を奪われる。
<4回裏>成田
7. 伊藤 2内野安打⇒バントのサインか。打者が見送り、1塁走者が牽制死。
8. 三振
9. 1H1E、2死2塁
1.吉田 Lスリーベースヒット 成田4-6学館船橋
2. LF
*ちぐはぐな攻撃の印象
<5回表>学館船橋
投手交代:松本(ショートに入る)⇒石田
*遅きに失した感は否めない
<6回表>学館船橋
2死3塁
7. セーフティバントH 成田4-7学館船橋
<6回裏>成田
9. <代打>本多 Sゴロ
1. 吉田 スリーベースヒット
2. 四球
投手交代:佐藤淳也
3. 松本 四球⇒1死満塁
4. 古谷 パスボール 成田5-7学館船橋
四球⇒1死満塁
投手交代:酒井
5. 篠田 L犠牲フライ 成田6-7学館船橋
6. CF
<8回表>学館船橋
投手交代:齋藤
*銚子商業を完封した齋藤にスイッチ
9. Lツーベースヒット
1. スリーベースヒット⇒3塁コーチャーが手を回す(無謀なタイミングだった)⇒ホームタッチアウト
成田6-8学館船橋
この後も2安打。つまり、4安打を打つが1点止まりに終わる。
齋藤は9回も2安打を打たれた。
<9回裏>成田
2. 四球
3. 松本 LH
4. 古谷 本塁打 成田9-8学館船橋
秋季千葉県大会@柏の葉
— Nishio Norifumi (@ajihiraita) September 28, 2019
学館船橋8-9×成田(試合終了)
成田は2点を追う9回裏に4番、捕手の古谷将也(2年)が逆転のスリーランを放ちサヨナラ勝ち。打った瞬間それと分かる見事なホームランでした。 pic.twitter.com/iw54AzKSPo
<総評>
一見、鮮やかな逆転サヨナラ勝ちだが、
・ 投手交代の遅れ
・ 銚子商業戦同様、決めきれない攻撃
・ '主戦’投手・齋藤:2回1失点ながら被安打6
頭一つ抜けた主軸(松本・古谷)と走攻守に秀でた吉田を擁する実力校だが、「隙」がある、と感じた。
翌日の習志野戦は、難しいだろうと予想した。
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9/29 @ゼットエーボールパーク
第72回秋季千葉県高等学校野球大会 準々決勝
習志野 8 vs 2 成田
初回3連続四球からのタイムリーヒットで一挙5得点を挙げた習志野が、その後もチャンスで着実に得点し準決勝のベスト4進出!
2戦続けてエースの山内投手が完投。
次戦は10月5日(土)の第1試合で木更津総合との対戦。
<コメント>
>140キロを超える速球を投げ込む根本 優輝
隠し球?根本が先発したが、立ち上がりの制球が乱れ、習志野相手に致命的な5点を献上。初回で勝敗が決したと言えるのではないか。
成田はベスト8敗退。
経験も実績もある尾島治信監督は、この大会という短期ではなく、先を見据えた選手起用をされたのではないだろうか。
夏には大化けするポテンシャルを秘めているチームである事は間違いない。
銚子商業視点で見た場合、成田そのものがベスト8の壁であり、その上を行く習志野・木更津総合を見据えると、頭二つ先行されている状態だろう。
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後記;
淡々とこのブログを継続してきましたが、
他に集中すべき状況が重なり、そちらを優先することで初めてまとまったブランクを空けました。9/24以来の記事になります。