昨春の準決勝では、往年の黄金カードが実現した。
千葉高野連のサイトを観ると、地区予選の組み合わせにアクセスできないようになっている。
現時点での見通しを整理したい。
>愛媛県高野連は中止理由について「加盟校が休校中であり、部活動も禁止になっている現状から、十分な準備のできないまま地区予選を迎えることになる」と説明
この状況は、千葉県も全く同じ。他県も同じような状況だろう。
違いは、開幕日だけだ(千葉4/8)。
>東京都 一次予選・抽選会中止
4月1日の本大会の開催有無は3月13日正午に決定
東京都高野連の動向が、その後に大きく影響することになるでしょう。
特に、隣接する千葉に対する影響は大きいのではないか。
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春季大会の開催日が早い(3月)四国・九州におけるネガティブな動きが相次いでいる。
愛媛県に続き高知県も春季県大会中止に!2020年春の四国高校野球は厳しい状況が続く...
3/7(土) 18:30配信
3月7日(土)高知県高等学校野球連盟は非公開による常任理事会を開き、同日に組み合わせ抽選会、3月20日(金・祝)に開幕予定だった「第73回春季四国地区高等学校野球大会高知県予選」の73回目にして史上初となる大会開催中止を決定。2020年の四国内における高校野球春季県大会の中止は前日に決定が下された愛媛県に続く2県目となる。
常任委員会後、同連盟・田頭 克文会長は「国の動きや高知県の対応、各校が現在休校措置にある状況に加え、新型コロナウイルスの感染者が県内で拡大していること。そして四国大会が昨日中止になったことにより中止を決めた」と3月6日(金)現在、感染者8人(うち1名は岡山県在住で帰省先の高知県で感染)となった新型コロナウイルス感染拡大の現状も踏まえ、無念の決断に至った理由を説明した。
この決定を踏まえ、秋の県大会王者・四国大会ベスト4の高知中央・重兼 知之監督は
「まずは目標を再確認して、各自のスキルを上げて高知県高校体育大会に臨みたい」とコメント。
昨秋県大会準優勝・四国大会ベスト4(四国地区センバツ補欠校1位)・岡豊の中川 明彦監督は高知県高等学校野球連盟監督会会長も兼務する責任も踏まえ
「今の高知県における新型コロナウイルス感染状況を踏まえれば開催は厳しいと思っていた。選手たちとは毎日コンタクトを取っているが『まずは通常の生活に戻れることに希望を持とう』と声をかけています」と休校措置明けとなる3月20日から練習ができることを祈念している。
なお、通常は秋季県大会と四国大会・春季県大会と四国大会・高知県高等学校体育大会野球の部の5大会合算(センバツ出場校は春に5ポイント加算)ポイントで順位を決める「第102回全国高等学校野球選手権高知大会」シード4校については、田頭会長が秋と今年は5月23日(金)~25日(月)に行われる「令和2年度(2020年度)高知県高等学校体育大会」の計3大会の合算ポイントで決することを明言。
秋を終えた時点でのポイント順位は7ポイントで明徳義塾と高知中央が並び、6ポイント岡豊、3ポイントで高知商が続く展開。
「春に力試しができなかったので、県総体で複数投手を作ることを試したい。まずはこれ以上感染が広がらず収束することを祈りたい」(濱口 佳久監督)最速148キロ右腕・森木 大智(1年)らに次ぐ有望投手育成を期す高知など現状におけるポイント順位5位以下にとっては、4月の県総体予選・5月の本戦でまずは夏への勝負と試金石をかけることになる。
寺下 友徳
<コメント>
高知県は、春季大会とは別に、
>高知県高等学校体育大会野球の部
があり、通常、夏に向けた調整の場が2度あることがわかった。
高知県昨夏の出場校数:26
であり、
千葉県県昨夏の出場校数:163
と、単純に比較は出来ない。
高校野球九州大会延期、5・16開幕
3/8(日) 16:30配信
九州地区高野連は9日、4月18日に開幕予定だった第146回九州地区高校野球大会を約1カ月延期し、5月16日開幕とすると発表した。8日の緊急理事会で決定した。4月19日開幕予定だった第55回九州地区高校軟式野球大会も5月18日開幕に延期する。
新型コロナウイスル感染拡大で、部活動の休止や球場の使用禁止措置がいつまで続くか見通しが立たないため。今後も状況を注視して適宜協議する。
<コメント>
四国と横並びではなく、
>約1カ月延期
とした。
各地区高野連ごとに判断が委ねられていることが分かる。
高校野球春の福岡大会は中止 支部大会で代替
3/8(日) 18:56配信
福岡県高野連は8日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、春季九州大会(第146回九州大会)の予選となる福岡大会(21日開幕)の中止を発表した。
九州大会の開幕が5月16日に延期されており、同大会の福岡代表を決める予選は4月11日から行われる福岡地区大会、筑後地区大会、北九州市長杯、福岡中央地区大会が兼ねる。4支部大会の上位2校ずつが県大会(日時、場所は未定)に進出。上位3校が九州大会への出場権を得る。軟式野球の福岡大会は従来の組み合わせ通りで4月に延期となる。
西日本スポーツ
<コメント>
高知県の事情に似ている。
春季大会の他に、
>福岡地区大会、筑後地区大会、北九州市長杯、福岡中央地区大会
があり、3月開催を見送り、4月開催はOKともとれる。
<Fromヤフコメ>
因みに、この西日本スポーツは、習志野VS沖縄尚学戦で、とんでもない捏造報道をして炎上。
数時間で記事削除をした。
<総評>
全国一斉に休校となる中、九州各県の大半の高校で練習が行えず、再開の見通しが不透明なことなどが理由。野口敦弘理事長によると、4月以降の状況が好転しない場合は無観客での開催や中止を含めて再度検討する。
九州地区大会「延期」を伝える別の記事(スポニチ)の一文。
>4月以降の状況が好転しない場合は無観客での開催や中止を含めて再度検討する。
に、今後の見通しが凝縮されている。
日本に限らず、感染拡大が続く状況で「非常事態宣言」が燻る状況ならアウト。
数字が「封じ込め」の兆候を示し、オリンピック開催をにらんだ正常化に向けた動きが出れば、条件付きで観戦の芽が出てくるといったところではないか。
千葉県に限定すると、春季大会を補完する公式戦はなく、各チームの実戦感覚を養う場はない。
公式戦と練習試合は、言うまでも無く全くの別物だ。
公立が「自主練」しかできない状況が長期化すれば、千葉における勢力図も変わり、*割り切ることのできる私立が優位になるだろう。
*規制をせず、通常練習+強豪との練習試合を容認する私立のこと。各校で判断が分かれるだろう。
「観戦」の期待も、「封じ込め」が適当なようだ。
九州は、春の県大会以外の公式戦として、NHKの地方局、地元の民放や新聞社が主催する大会があって恵まれています。