武漢ウイルスによる混乱が地方自治体・首長の実態を浮き彫りにしています。
実質的に、首長の判断が教育委員会の通達となっていますので、
その判断が高校スポーツを直撃します。
ブログの性質から、球児の視点に立って考察してみます。
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風見鶏という言葉は、元々は「風に向かって雄々しく立つ」という肯定的な意味で用いられていた。しかし戦後の日本政界で中曽根康弘が「風向き次第で態度がすぐ変わる風見鶏」と揶揄されたため、日和見主義という意味合いを持つようになった。その後は中曽根に限らず、態度がすぐ変わる政治家が批判的に「風見鶏」と呼ばれることが多い。
>中曽根康弘
首相在任期間:1982年11月27日ー1987年11月6日(通算1,806日)
実力と見識を備えた本物の政治家だった。
派閥政治の全盛期、中曽根派の力が弱く、のし上がるには他の実力者に目配せが必要なため、
>風見鶏
と揶揄された。
同等の本物が出てくるまで、安倍首相の誕生を待たねばならなかった。
以上が、私の感想です。
言いたいことは、「本物」ということです。
そして、悪い意味での「風見鶏」(=偽物)の代表格が、害悪そのものの
小池東京都知事
だと考えています。
都知事選での「第一次小池ブーム」の中、青山繁晴氏が語った小池評が強く記憶に残っています。
▼小池百合子さんはかつて、第一次安倍政権下の西暦2006年秋、国家安全保障担当の総理補佐官になられたとき、秘書さんとお二人で独立総合研究所を訪ねてこられ、社長室に入られ「安全保障政策についていろいろとアドバイスが欲しい」と不肖ぼくに要請なさいました。
一対一でしっかりお話ししたのは、そのときが初めてだったかなと思います。
その後、アメリカの国防総省当局者(当時)から「英語を話せる日本の有望な女性議員を紹介してくれないか」と頼まれ、中東カタールで開催された国際戦略会議に合わせて、アメリカの国務省、国防総省の当局者らと日本の政府系金融機関の戦略立案者、それに不肖ぼくが開いた少人数の会合に小池さんを招いたことがありました。
これらを踏まえて、先の都知事選の際に、小池さんの良いところもそうでないところも、有権者の参考のために「虎ノ門ニュース」でありのままにお話ししました。
すると、想定していたとおりに、かなり激しい非難が押し寄せてきましたが、ぼくは、そのうちお分かりになる人が増えるだろうと考えていました。
今も、さまざまな見方が当然あるでしょうが、努めて客観的に申して、その後の小池さんの発想、動き、語り口は、すくなくともぼくにとっては、虎ノ門ニュースでお話ししたことの範囲内です。
今回も特に驚きません。
⇒簡潔に申し上げると、
米国の要人達が口々に、例外なく、同じ感想を述べた。
「分かっているように装い、英語を話しているが、話のディテールをまるで理解していない。今後相手にする気はない。」
と、その薄っぺらさを看破された、というものでした。
最近の「防護服」問題(小池都知事防護服計33万)を含め、都の税金をどれ程どぶに捨てたことでしょう。
高齢且つ体調が優れない、石原元都知事にレッテル張りをして、さらし者にしたことも許せません。
個人の思惑を優先して、これほど豪快に無駄なことをしてきた現役政治家は希少です。
指折りの「害悪」そのものです。
在日集団マスコミが、報道しない自由を行使して守っている、わけです。
そして、ある意味同様に「風を読む」能力を持ち、媚中勢力+マスコミの後押しで、上手く立ち回っているつもりなのが、鈴木直道北海道知事です。
現在は、「平時」ではなく「戦時」です。
ろくでもない首長による混乱の振れ幅が大きく国民(日本人)に影響を与えようとしています。
<抜粋>
東京都大会の開催可否は3月26日に延期。開催の場合は4月4日から開催
3/13(金) 12:05配信
東京都高野連は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、2月27日に3月14日開幕の一次予選中止決定を発表。3月13日に東京都大会の開催の有無を発表する予定だったが、3月26日に延期となった。
その理由について東京都高野連は「現段階での東京都教育委員会の部活動に対する通達がないため、春期休業中の活動ができないこととなっています。この状況が修了日となる3月25日(水)時点で変更がない場合、本大会出場の64校による春季大会は実施できなくなります」と説明。3月25日に感染終息の兆しがあり、部活動再開のめどがあれば、都大会開催の準備を進める予定だ。
その場合、4月4日(土)から開幕し、トーナメント方式で実施する予定だ。なお、抽選は役員による代理抽選で実施し、3月26日にホームページにて組み合わせが発表される。
>3月25日に感染終息の兆しがあり、部活動再開のめどがあれば、都大会開催の準備を進める予定
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東京都教育委員会の部活動に対する通達
内容で、3/26に
東京都大会の開催可否
を決定する。
この通達内容が決定的となる報道があった。
【独自】東京都 大規模イベントなど自粛 4月12日まで延長で最終調整
3/23(月) 0:33配信Fuji News Network
新型コロナウイルスの感染者を抑制するため、東京都が、大規模イベントなどの自粛を、4月12日まで延長する方向で最終調整していることがわかった。
東京都は、新型コロナウイルスへの新たな対応策を23日に発表する方針で、関係者によると、首都東京で集団感染が起きると全国に波及するため、感染者を抑制する観点で、大規模イベントなどの自粛を4月12日まで延長する方向で、最終的な調整をしているという。
一方、休校中の学校については、感染予防措置を講じたうえで、春休み終了後、新学期の開始を目指して準備するよう通知する方針だという。
都は、専門家の意見や経済状況をふまえ、4月中にも、さらなる緊急対策を発表する見通し。
(フジテレビ)
> 東京都が、大規模イベントなどの自粛を、4月12日まで延長する
>休校中の学校については、感染予防措置を講じたうえで、春休み終了後、新学期の開始を目指して準備するよう通知する方針
<コメント>
鈴木直道北海道知事の「非常事態宣言」解除で、皮肉にも「開催」の方向になった各地区高野連春季大会が、
このパフォーマンス臭漂う決定により、東京都大会は「中止」
の公算が高くなりました。
良くて、無観客試合でしょう。
世界的に感染拡大の中、イベント自粛は致し方ありません。
不快なのは、ろくでもない首長のパフォーマンスで、高校球児が翻弄されていることです。
<追記>
小池知事「都市封鎖を避けないと」、イベント自粛など要請https://t.co/Fs1Nc1YR12
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2020年3月23日
企業、大学が集まり、全国から人が訪れる都の特徴を挙げ、「専門家の指摘では発見が困難な若年層のクラスターが発生する恐れがあり、無自覚のうちにウイルスを拡散させてしまうことが懸念されている」と指摘。
<記事抜粋>
さらに企業、大学が集まり、全国から人が訪れる都の特徴を挙げ、「専門家の指摘では発見が困難な若年層のクラスターが発生する恐れがあり、無自覚のうちにウイルスを拡散させてしまうことが懸念されている」と指摘。若者に危機意識への共有を求め、企業にはテレワークや時差出勤の継続、入社式の延期・中止などの対応を要請した。
<リプライ>
あ、公約達成率ゼロのおばさんだ。
めちゃくちゃな後出しジャンケンだな
おばはん オリンピックはやるんだろ笑笑
このまま、自粛の解釈がより混迷すればNYや各国主要都市のように東京もロックダウンの可能性が…あると言う事ですね。
平時でも有事でも使えない。
まあ、選んだのは都民。
次、しくじらんようにな。
今さら、何言ってるんだ?
<コメント>
武漢ウイルスに対して、無策で何も対策をせず、中国に大量の防護服をグレーな独断で送付していたにもかかわらず、
>入社式の延期・中止などの対応を要請した。
*入学式の延期・中止にも波及するだろう
ここまで踏み込んだのは小池が初ではないか。
こういう薄っぺらなパフォーマンスが、東京ばかりでなく、他府県(含む千葉県)にも波及することになる。
<3/24追記>秀逸なツイートがありました。同じ感想でした。
小池知事は自身の判断で都民のためのマスクや防護服を中国に渡してしまい、そのことが都民を危険に追いやったことになり、自身が批判されることを恐れまた都民に不便を強制してるんですかね?
— 昭吾 (@yUIu6iZ4G7GPCf5) 2020年3月23日
小池知事は自身の判断で都民のためのマスクや防護服を中国に渡してしまい、そのことが都民を危険に追いやったことになり、自身が批判されることを恐れまた都民に不便を強制してるんですかね?