東京都の営業時間短縮要請 商店街が協力呼びかけるチラシ配布

東京都の営業時間短縮要請 商店街が協力呼びかけるチラシ配布

東京都の小池知事が来月3日から酒を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請する考えを示したことをうけて、東京 板橋区にある商店街では、要請への協力を呼びかけるため、店舗に要請の内容などが書かれたチラシが配られました。

来月3日から酒を提供する飲食店などに営業時間短縮の要請が始まるのを受けて、東京 板橋区にあるおよそ150の店が加盟する遊座大山商店街では、急きょ、要請への協力を求めるチラシが作られ、飲食店に配られました。

チラシには営業時間を午後10時までに短縮することへの協力のほか、感染防止対策をとっていることを示す「感染防止徹底宣言ステッカー」を取得するよう求めています。

受け取った店の人は「要請には協力します。この土日で感染対策を準備してステッカーも取得しようと思います」と話していました。

遊座大山商店街振興組合の廿楽茂専務理事は「多くの店に要請に協力してもらい、ステッカーも掲示してもらうことで商店街自体が安心して来られる場所と思ってもらいたい」と話していました。

一方、今回の要請について居酒屋の店主は「この先、何回こういった要請が来るだろうかと不安になります。午後10時までの営業となると売り上げが半減しそうで、店を維持していくには協力金をもらっても足りないと思います」と話していました。