第6地区(東部地区)に関心のある高校野球ファンには、ストレスが募っているのではないだろうか。試合の中継が無いのだ。
本日は見所のある4試合が行われた。
大谷津
第1試合:横芝敬愛1-10⑦千葉黎明
高校野球ドットコムが押していた古豪・横芝敬愛だったが、仕上がりの良い千葉黎明に圧倒された、ようだ。
第2試合:成田北4-9成田
成田北は東部地区大会で準決勝に進出していた。初回3点を先行されたが3回に追いつき、成田に1点追加されたが、6回に再度追いついていた。その後突き放されたが、好ゲームだったのではないか。
ナスパ
第1試合:市立銚子4-5成東
オールドファンにはたまらない甲子園出場経験のある古豪対決。成東が1-4から8回に追いつき、9回サヨナラ勝ちをした。
14時が回り、なんとか途中経過だけでも把握できないか、とたどり着いたのが、チバテレビの「途中経過・結果速報」だった。
初回銚子商業が2点先行している。
しばらくしてから開き直しても表示に変化は無い。
また開くと、ようやく1回終了。
そこでようやく思い出した。「一球速報」。。。
断片的だが、映像を想像しながら、序盤と終盤の状況を追っていた。
最も刺激的だったのが、先発が噂の大型右腕・宮内啓輔だったことだ。
残念ながら、その投球を観たことがない。
2番手投手のポジションだった向後翔を、レフトで起用したのも期待感を膨らませた。打撃が良いので、野手で起用すべきとのコアなファンの意見を目にしていた。
銚子商業 R9 H12 E1
東京学館 R3 H4 E1
1 捕 加瀬泰雅 2 ①中安②左3+悪送球(打点1)③中直⑤捕邪飛⑥左安⑨遊ゴ
2 二 関根駿 4 ①送りバント②四球④四球⑤四球⑥左飛⑨捕邪飛
3 右 加瀬悠太 9 ①右安②左安④左安⑤四球⑦右飛
4 遊 常世田翔太 6 ①四球②右飛④右犠(打点1)⑤遊ゴ⑦2ゴロ
5 一 山口弘汰 3 ①1ゴロ(打点1)②右飛④四球⑤右安(打点2)⑦投直
6 左 向後翔 10 ①中2(打点1)③四球④中安(打点1)⑤中飛⑧左飛
7 三 久我陸人 5 ①2ゴロ③送りバント④中飛⑥二直⑧添田泰地(打)遊ゴ
8 投 宮内啓輔11、②右安③2ゴロ④三振⑥宮内陸 遊ゴ⑧3ゴロ
9 中 鈴木翔 7 ②送りバント③遊安(打点1)⑤四球⑥遊安⑨土屋瑞輝(打)右飛
宮内啓輔:4回、66球、被安打3、四死球4、三振1、失点3
宮内陸:5回、76球、被安打1、四死球1、三振9、失点0
<コメント>
それぞれ選手が、「良い仕事」をしたことが分かる。
向後翔の起用も的中している。
少し気になるのは、常世田のエンジンがまだかかっていない程度か。
昨秋不調にみえた、主将・加瀬泰雅も活躍した。
終盤の宮内陸の投球だが、非常にテンポが良いのが伝わってきた。
見逃しのストライクが多く、打者は手が出ない、ことが伺われた。
銚子商業復活に向けたプロセスで、まさに分厚い『壁』となっている成田戦を前に、エースの状態は上向いている。
昨秋のリベンジというモチベーションもあり、好ゲームが期待できそうだ。
8/9 @大谷津
第1試合:千葉黎明 vs 成東
成東出身の荒井総監督が強豪校に引上げた千葉黎明と、その母校である古豪・成東との対決になる。昨秋も対戦している。成東がどこまで食い下がれるか。
第2試合:成田 vs 銚子商業
上述の通り。ここのところ(一体何年になるかという長い期間)銚子商業はことごとく成田に跳ね返されている。