千葉高野連の安定の無観客試合決定により、またもや観戦の機会を奪われた。
教職員という立場故、行政に盲目的に従う習性は理解するが、うんざりしている。
昨夜、就寝前に「県大会組合せ」とにらめっこした。
確固たる情報は、昨秋の準決勝・決勝・3位決定戦の視聴、つまりベスト4に進出したチームしかないが、展望について私見を述べさせていただく。
<ベスト8予想>
① 木更津総合と成田がシードされているブロック
注目しているのは、千葉経済と我孫子東の2校。
昨秋はともにベスト16に進出した。
東京学館6-5千葉経済
我孫子東5-15⑤千葉明徳
[代表決定戦]
千葉経大附9-0⑦千葉南
我孫子東4- 2四街道
この両校が、それぞれシード校と対戦すると予想する。
「春の嵐」が吹く要素(=一冬の伸びしろ)があるのか否かは、情報不足だ。
県立の我孫子東は、教育委員会からの規制の影響が大きいだろう。
波乱の要素は限定的であり、
ベスト8は、木更津総合と成田と予想する。
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② 千葉学芸と千葉英和がシードされているブロック
特に、注目しているのは、中央学院だ。
秋・2回戦、中央学院1-2千葉英和
初回の1得点のみで最終回を迎え、それまで無安打だった千葉英和に集中打を浴び、逆転負けとなった。先発メンバー7人が1年生の千葉英和は、ここから勢いに乗りベスト4に進出した。
準決勝・3位決定戦を観る限り、千葉英和の投手力は「並」。
>注目の主力の1年生選手達は、まだ体が出来ておらず、中学時代に培った経験を伸び伸びと活かして、勝ち上がったのではないか。
投手の球速は120K台であり、まだまだ発展途上。
中央学院の攻撃力を抑えたというよりも、中央学院の歯車が狂い自滅したのではないか、と推測している。
さぞや、悔しい思いをしたことだろう。
ベスト8は、千葉学芸と中央学院と予想する。
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③ 専大松戸と千葉明徳がシードされているブロック
注目しているのは、拓大紅陵・銚子商業・習志野だ。
誰もが注目している通り、
専大松戸・緒戦の挑戦権を賭けて、いきなり拓大紅陵と銚子商業がつぶし合う。
負けた2校は、夏ノーシードとなる。
予選で危なげない勝ち上がりをした銚子商業を、例年ならファンとして推したいが、「一冬の伸びしろ」が期待しづらい状況だ。
情報がほぼ皆無なため、「勝負はやってみなければわからない」という格言にすがる心境だ。
選抜出場のため、早々に準備(=チーム作りの仕上げ)を進めた専大松戸有利は動かない。
同じ事が習志野にも言える。
千葉明徳との対戦が予想されるが、チーム力の底上げは新2年生数名に限定されているようだ。名将・小林監督の手腕というプラスαに期待する。
ベスト8は、専大松戸と<千葉明徳、対抗習志野>という構図だろう。
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④ 八千代松陰と東京学館がシードされているブロック
注目しているのは、東海大浦安・市立船橋・千葉黎明・東海大望洋だ。
実力校が集結するブロックだ。
特に、不気味な存在が市立船橋だ。
秋は、西武台千葉、幕張総合に完勝したが、
専大松戸8-0⑧市立船橋
に完敗。ベスト16止まりだった。
千葉黎明は、旧チームの主力が3年生だっため、秋はチーム作りの時間が足らなかった印象だ。どこまで仕上げてきたのか未知数だ。
ベスト8は、<八千代松陰・対抗市立船橋>と東京学館と予想する。
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「プロ注目選手Aがいるので、B校が優勝候補」などというメディアの予想よりはましだと自負しております。
それぞれの予想における「たたき台」としていただければ幸いです。