GWスタートとともに降りかかった、身内のトラブル修復に神経をすり減らした事を記載しました。
昨日は、そのメンタル修復のため、その身内(デッサンが趣味」と
・ 笠間日動美術館。企画展「マリー・ローランサン・竹久夢二」
・ 板東20番札所「西明寺」
に行ってきました。
体調は「完璧」です。
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5/3
○準決勝
⑴10時⑵12時半
@千葉県野球場
⑴千葉学芸×成田
⑵専大松戸×県船橋
ベスト4がこの4校。皆さんの戦前の予想はいかがだったでしょうか。
私の組合せ決定時の予想;
中央学院と市立船橋の勝ち上がりを予想(期待)していました。
そのまま、千葉学芸と県立船橋の地力が、想定以上でした。
ここまでの勝ち上がりを振り返ります。
準決勝第一試合;
成田
5/1(土 )準々決勝
vs 東京学館浦安 ○6 - 2
4/30(金)3回戦
vs 我孫子東 ○5 - 2
4/25(日)2回戦
vs 千葉商 ○7 - 2
<コメント>
銚子商業にとって、低迷期を脱する分厚い壁であり、その指標である成田を注目してきました。
観戦も含めての感想は、贅沢とも言える投手の枚数、好素材の選手が揃う陣容で、小技と走塁を絡めた集中打が特徴です。
ただし、野球に「隙」があり、脆さを併せ持ちます。
敗戦パターンは、異常に『投手交代』が遅く、打線が巻き返しても届かない、というものでした。
2019年秋の学館船橋戦では、結果は劇的な逆転サヨナラホームランで勝ちましたが、あまりにも不調投手の交代が遅く、そばで観戦していたOB(おそらく会長)が嘆き続けていた姿が印象に残っています。
> 初回に1点を失った成田。だが3回からはすぐにエースで主将の永名悠平をマウンドに送るなど、素早い対応で試合を立て直し、直後の3回裏に反撃に出る。
今大会では、その謎采配が修正されたようです。
> 3回からマウンドに登ったサイドハンドの永名は、120キロ台後半の直球とスライダーのコンビネーションで安定した投球を見せる。
この試合も、投手起用・継投がポイントになるでしょう。
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千葉学芸
5/1(土)準々決勝
vs 中央学院○8 - 1
4/30(金3回戦
vs 東京学館船橋 6回コールド ○12 - 2
4/25(日) 2回戦
vs 市柏 試合終了 ○5 - 2
<コメント>
マスコミが、プロ注目選手がいることで騒いでいますが、個人的には信用しておりませんでした。
昨秋までは、特に走塁に難があり、采配も勝負所で「焦り」が滲み出て、みすみす勝ちを逃すことが目についていたからです。
今大会では、安定した戦いを続けており、難敵・中央学院に完勝しました。
ベスト4進出という『勢い』も加わり、初の決勝進出も充分射程圏内にあると予想します。
注目点は、両監督の『采配』だ。
攻めの千葉学芸、凌ぐ成田という展開になるのではないか。
記:9:45
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千葉学芸 | |||||
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打順 | 位置 | 選手名 | 背番号 | 学年 | 投/打 |
1 | 二 | 齋藤 聖弥 | 4 | 3年 | 右/右 |
2 | 遊 | 鈴木 結翔 | 6 | 2年 | 右/右 |
3 | 三 | 有薗 直輝 | 5 | 3年 | 右/右 |
4 | 一 | 板倉 颯汰 | 3 | 3年 | 左/左 |
5 | 捕 | 佐藤 柊汰 | 2 | 3年 | 右/右 |
6 | 左 | 長谷川 心人 | 8 | 3年 | 右/左 |
7 | 右 | 一戸 大輝 | 9 | 3年 | 右/右 |
8 | 中 | 上野 健生 | 16 | 3年 | 右/左 |
9 | 投 | 北田 悠斗 | 1 | 3年 | 左/左 |
北田 悠斗;
対市立柏:9回、被安打7、失点2
対中央学院:9回、被安打5、失点1
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成田 打順 位置 選手名 背番号 学年 投/打 1 中 尾島叶大 8 3年 右/左 2 一 桐山 優 6 3年 右/右 3 三 飯田 大空 5 3年 右/右 4 右 伊藤 海凪 9 3年 右/左 5 二 檜村 圭吾 4 2年 右/右 6 捕 中村 虎太郎 2 3年 右/右 7 左 甲斐 匠 3 3年 右/左 8 投 髙橋 竜平 18 2年 右/右 9 遊 中橋 巧喜 16 2年 右/左
髙橋 竜平;
対我孫子東:4回、被安打1、失点1
1回表 千葉学芸
早速、成田先発投手の立ち上がりが不安定。
幾度も観てきた「隙」だ。
1番 齋藤 聖弥(二) 右打 2年 投手:髙橋 竜平
四球 ノーアウト1塁
1 ボール
2 ボール
3 ボール
4 四球
ノーアウト1塁
*ストレートの四球
投ギ⇒四球⇒二ゴ失
*無安打で一点の先制 千葉学芸1-0成田
1回裏 成田
1番 尾島叶大(中) 左打 投手:北田 悠斗
死球 ノーアウト1塁
1 死球
ノーアウト1塁
*こちらも初球を死球。不安定な立ち上がり。
一ギ 1アウト2塁
*初球を送りバント。徹底している。
後続凡退
2回表 千葉学芸
二併で切り抜けた。
2回裏 成田
三者凡退
3回表 千葉学芸
三者凡退
3回裏 成田
三者凡退
*立ち上がりが心配された両投手が、早期に落ち着きを取り戻した。
投手戦の匂いがしてきた。
「打たないと勝てない」展開を予想する。
4回表 千葉学芸
3番 有薗 直輝(三) 右打 2年 投手:髙橋 竜平
二安 ノーアウト1塁
4番 板倉 颯汰(一) 左打 2年 投手:髙橋 竜平
四球 ノーアウト1,2塁
1 ストライク
2 ボール
3 ボール
4 ボール
5 ストライク
6 ファウル
P 一塁牽制
7 ファウル
8 四球
5番 佐藤 柊汰(捕) 右打 2年 投手:髙橋 竜平
一ギ 1アウト2,3塁
成田・髙橋 竜平、後続を断つ。
4回裏 成田
ピンチを凌ぎ、試合が動きそうだ。
2番 桐山 優(一) 右打 投手:北田 悠斗
右安 ノーアウト1塁
徹底している送りバントか。。。
結果⇒主軸のためか打たせた。⇒こういう采配が中途半端な印象
3番、4番凡退。
1塁走者盗塁死(2-6)
3アウトチェンジ
5回表 千葉学芸
9番 北田 悠斗(投) 左打 2年 投手:髙橋 竜平
四球 1アウト1塁
*ストレートの四球
1番 齋藤 聖弥(二) 右打 2年 投手:髙橋 竜平
左安 1アウト1,2塁
ここで、初球送りバントのサイン。
2球目送りバント。
3番 有薗 直輝(三) 3年
四球 二死満塁
成田―千葉学芸 5回表千葉学芸1死満塁、板倉の右前打で二走斎藤が生還=県総合SC
4番 板倉 颯汰 3年
右安タイムリー 千葉学芸3-0成田
2アウト1,2塁
*主軸2人に「気圧されている」相手投手に、千葉学芸・高倉伸介監督は、一死で送りバントの好采配。
一方、成田・尾島治信監督は「動かず」。
5回裏 成田
6番 中村 虎太郎(捕) 右打 投手:北田 悠斗
左安 1アウト1塁
後続凡退。
6回表 千葉学芸
【投手交代】相馬 直人→永名 悠平
*投手交代が、一歩『遅い』
三者凡退。
6回裏 成田
2番 桐山 優(一) 右打 投手:北田 悠斗
左安 2アウト1塁
盗塁を仕掛けて流れを変えるタイミング。
「動かず」
後続凡退。
7回表 千葉学芸
三者凡退。
7回裏 成田
北田 悠斗6回を終了して、球数60。
3球で、2アウト。
6番 中村 虎太郎(捕) 右打 投手:北田 悠斗
初球、左安 2アウト1塁
1塁走者牽制死(1-3-6)
3アウトチェンジ
8回表 千葉学芸
5番 佐藤 柊汰(捕) 右打 2年 投手:永名 悠平
遊ゴ失 2アウト1塁
8回裏 成田
7番 伊藤康起(左) 右打 投手:北田 悠斗
二ゴ失 ノーアウト1塁
【代打】永名 悠平→須合 健太郎
8番 須合 健太郎(打) 左打 投手:北田 悠斗
死球 ノーアウト1,2塁
9番 中橋 巧喜(遊) 左打 投手:北田 悠斗
投ギ 1アウト2,3塁
1番 尾島叶大(中) 左打 投手:北田 悠斗
右犠 2アウト3塁 千葉学芸3-1成田
9回表 千葉学芸
三者凡退。
*永名 悠平は、被安打0。エラーの走者を1人出しただけ。
9回裏 成田
三者凡退。
2021年春 千葉県大会 5/3 千葉県総合スポーツセンター野球場
千葉学芸 3 - 1 成田
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
千葉学芸 1 0 0 0 2 0 0 0 0 3 4 1
成田 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 4 2
<コメント>
新旧の私学実力校対決は、目標が明確且つ上昇志向の千葉学芸の「危なげない」勝利。
5回の采配が、明暗を分けた。
千葉学芸は「飛躍」に向けた環境=「関東大会出場」を勝ち取る。
明日の決勝戦の結果は、さほど意味を持たないだろう。
充分な戦果だ。
<追記>
高倉伸介監督(45)は「今までは話す暇があれば、打撃練習をしようとやってきましたが、ミーティングを多くしたことで、団結力、意思疎通。それがうまくできるようになったと思います」と振り返った。
高倉監督は「打てなかったら守る。守れなかったら声を出す。今大会はそれができていた。合格点をあげたいと思います」と笑顔で選手たちをたたえた。
高倉監督は「今日は苦しい試合になると想定していました。打てないときは守ろう、声を出そうと。北田は連投になりましたが、よく投げてくれました」と堅守を見せたナインと力投を見せた北田をねぎらった。
初の関東大会進出について高倉監督は「関東大会で強いチームさんとやらせてもらえるのは非常に大きなことなので、大きなことだと思っていました。大会前からの目標を掲げていたのでそれができてよかったです。決勝戦でも手を抜かず、戦い抜きたいと思います」と次戦へ向けて見据えていた。
<コメント>
関東大会出場の意義を正確に理解して、決勝より重要な準決勝に、ベストメンバーで臨んだ。必然的にエース北田 悠斗は「連投」となり、2試合を完投した。
比較;県立船橋・日暮剛平監督の投手起用
監督交代
2020/08/11
この夏の大会終了を持ちまして、監督が増田から日暮へと変わります。増田は引き続き部長としてチームの指導に当たります。