コロナ騒ぎ(詐欺)の影響で、実に2019年11月に開催された東部地区大会準決勝銚子商業vs千葉黎明戦以来の観戦となった。
天台球場は一体いつ以来になるか思い出しながら球場に向かった。私の現役時代のメインは天台球場であり、抽選によっては上位に進出しないと届かない球場だった。
自分が現役でプレーして以来になるのだろうか。
私は大学から全く異なるスポーツ(ヨット)に移行したため、それが一つの要因となり、高校野球から長期間離れていた。このブログを継続してご購読していただいている方はご存じだろうが、その巨大なブランクを埋めれるため、その間の出来事を調べ上げることも一つの目的だった。
現在では、その知識がコアな高校野球ファンに届いたと自負している。
天台球場;
2018年8月から2019年度にかけて耐震・大規模改修を行う。内野の観覧席をベンチから個別席に変更、外野の延伸、スコアボードを磁気反転式からLED化された[2]。照明については当初、近隣住宅やモノレールの軌道に影響が懸念されるため難しいとされ、盛土芝生の一部を撤去して設置する案もあったが[3]、一旦見送られた[4]。その後2020年に照明塔6基の設置が決まり、2021年中に使用開始を予定[5]。
習志野の復活に魅了され、2019年から観戦を開始した。
天台球場が改装中のため、インフラ的に難があるゼットエーがメイン球場となっていた。臨時駐車場からの長距離移動が常態化されていた。
(⇒天台球場も長距離移動は変わらず。更に、試合終了後、駐車場を脱出するのに80分を要した。車での観戦は覚悟した方が良い。)
本来であるならば、2020年からの観戦が可能だったが、丸2年一般客に解放されることはなかった。
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4/23(土)@天台球場
第1試合から観戦した。
*無観客が続いた中、試合内容の詳細を伝えてくれていた「一球速報」がこの千葉春季大会を扱っていないのは残念だ。
○1回戦
東海大浦安9×5成田
本塁打
東海大浦安 鯵坂×2. 谷田
感想:銚子商業復活に向けた壁として君臨していた成田に注目していた。
1回表、東海大浦安・3番鯵坂の度肝を抜く先制2ランが口火を切った。
彼は、ちぐはぐな攻撃が続いた成田が、6回裏に3点を返し、ようやく反撃の流れが出た直後にも、その流れを押し返す、これまた度肝を抜く本塁打を放った。
成田は3人の投手を繰り出したが、残念ながら現段階で上位に通用する水準にない。
(バックネット裏で観戦していた)最も気になったのが、淡々と試合をこなしているだけで、追いついてやろうという覇気が感じられなかったこと。
死球だけで頭部を含め5,6発喰らっていた。
その度に、大きな声を出して、フェアプレー(大丈夫の意なのだろう)をァピールしていたが、私的には違和感が残った。
指導者の様子も観察していたが、どうもおかしな価値観が底流にあるように思える。
中央学院5×0志学館
中央学院が昨秋のコロナ騒ぎの影響から、どこまで戻しているかに注目していた。
結果的には力の差が歴然としたゲームだった。
相変わらず、序盤に大量得点を挙げて、相手の戦意を打ち砕く指示が出ていた。
スタイルなのだろうが、細かな采配で1点を取りに行く形が皆無だったため、次戦を勝ち抜くのは難しいのではと感じられた。
結果;
中央学院5×4八千代松陰
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銚子商業スタメン;
打順 守備 名前 学年 出身中学
1 三 鵜澤智也 3年生 匝瑳リトルシニア 右/右
2 遊 押本柊也 2年生 銚子市立銚子中 - 千葉ファイターズ 右/左
3 二 久保形怜司 3年生
4 捕 加藤澄海 2年生 右/右
5 右 関根大翔 3年生 銚子市立銚子中 左/右
6 中 横田人夢 2年生 市川ボーイズ 右/左
7 一 勝又大陽 3年生 松戸中央ボーイズ 右/右
8 投 飯島聖矢 3年生 匝瑳リトルシニア 右/右
9 左 前橋脩太 2年生 都筑中央ボーイズ 右/右
1回表
1 鵜澤智也 右H
2 押本柊也
ボーク⇒無死2塁
パスボール⇒無死3塁
左犠牲フライ
銚子商業1-0千葉学芸
3 久保形怜司 二飛
4 加藤澄海 中飛
2回表
5 関根大翔 左飛
6 横田人夢 遊飛
7 勝又大陽 中H
*リードの取り方が未熟
8 飯島聖矢 左H 二死1,2塁
9 前橋脩太 右中間タイムリーツーベース
銚子商業3-0千葉学芸
1 鵜澤智也
ワイルドピッチ⇒二死3塁
右飛
2回裏千葉学芸
5 球速:133K、133K、134K、119K(スライダー)⇒遊ゴロ
6 投ゴロ
7 133K、136K、132K、134K⇒深い中飛 センター横田の好捕
3回表
2 押本柊也 中飛
3 久保形怜司 三振
4 加藤澄海 遊飛
3回裏千葉学芸
8 三振
9 代打#13高橋 三ゴロ
1 四球 球速131K
2 131K、119K、131K⇒レフト最深部のフライ
レフト前橋脩太の好守備。ここまで2019年秋当時の後方のフライの追方がおぼつかず、守備位置に工夫のない外野守備と比較して、あまりの変貌振りに驚かされた。
右翼手も強肩。
4回表
投手交代:#1高橋隼(左2年生)⇒#10四釜(左2年生)
5 関根大翔 二飛
6 横田人夢 二ゴロ
7 勝又大陽 遊ゴロ
4回裏 千葉学芸
3 右中間スリーベース
4 116K、120K、130K、122K、135K⇒投ゴロ
5 一ゴロ
6 一ゴロ
5回表
8 飯島聖矢 遊H
9 前橋脩太 送りバント⇒一死2塁
1 鵜澤智也 右飛
2 押本柊也 左タイムリーH
銚子商業4-0千葉学芸
3 久保形怜司 左H
4 加藤澄海 三ゴロ
5回裏 千葉学芸
7 遊H
8 送りバント
9 遊ゴロ
1 132K、132K⇒四球 二死1,3里
2 1塁走者盗塁⇒二死2,3里
128K、131K⇒タイムリーツーベース
銚子商業4-2千葉学芸
3 パスボール⇒二死3塁
130K、133K、132K⇒二ゴロ
6回表
5 関根大翔 右H
6 横田人夢 セーフティ気味の送りバント
7 勝又大陽 遊ゴロ
8 飯島聖矢 四球 *相手投手の球速は120K程度
9 前橋脩太 遊直
6回裏 千葉学芸
4 中飛
5 中飛 ポテンヒットと思われたが、またもセンターの好守備
6 129K、124K⇒二ゴロ
*直球の球速が130Kに届かなくなる。意図的かスタミナ不足か・・・?
7回表 相手投手の遅い球を待ちきれず、引っかける打者が目立っていた
1 鵜澤智也 三遊間H
2 押本柊也 送りバント パーフェクトだった
3 久保形怜司 チェンジアップを引っかける⇒三ゴロ
鵜澤、送球の間に3塁を陥れた。こういう走塁もなかった。次の塁を狙う意識がある。
これが今までできていなかった。
4 加藤澄海 左タイムリーH
銚子商業5-2千葉学芸
5 関根大翔 見逃し三振
8回表
6 横田人夢 左中間3ベースH
7 勝又大陽 中タイムリーH
銚子商業6-2千葉学芸
8 飯島聖矢 送りバント
9 前橋脩太 左H⇒一死1,3塁
1 鵜澤智也 スクイズ失敗 *3塁ランナー走らず
三振
2 押本柊也
1塁走者盗塁⇒二死2,3塁
中飛
8回裏 千葉学芸
この回から、スライダーの配球が多くなる。直球の球速は128-129K
9回表
3 久保形怜司 三ゴロ
4 加藤澄海 三振
5 関根大翔 中飛
9回裏 千葉学芸
6 遊ゴロ *押本の好守。長いこと課題だったサードの守備も堅実。
一体どのような「魔法」があって。守備の強化が図られたから興味がある。
7 134K、133K⇒三直
ここで、130K台に戻す。スタミナ配分をしていたことが判る
8 116K、119K、134K⇒三直
ゲームセット
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