昨日7/18は、天台球場で4回戦を観戦した。
シード2校が先制される展開だった。
研ぎ澄まされた集中力で、この試合を迎えた。
警戒していたのは、千葉商業の実績だ。
ライバル意識がある場合、思わぬプラスαの力を発揮するものだ。
その意識が千葉商業の現役選手達に受け継がれているか、に注目していた。
千葉商業・杉脇義久監督は、千葉商業OBで25年の指導歴がある、とのことだ。
銚子商業先発投手は、本調子とは言い難い関根。
澤田監督の「覚悟」と「覚醒」を感じた。
成長しているのは、選手ばかりではない。
1回表 千葉商業
覚悟はしていたが、先頭打者に四球。
が、次打者の送りバントを関根が2塁送球、併殺で切り抜けた。
1回裏 銚子商業
2番押本柊也 死球
3番久保形怜司 四球 1死一、二塁
4番関根大翔 ボール球に手を出しキャッチャーフライ
ダブルスチール 2死二、三塁
この積極采配には驚いた。
東金戦で9盗塁を決めていたが、この積極采配が次戦以降も継続するか信用には至っていなかった。事実上、この采配で勝負は決した、と感じた。
5番加藤澄海 右中間ツーベースヒット 千葉商業0-2銚子商業
6番前橋脩太 死球
2死一、二塁
ダブルスチール ⇒相手ミスを誘い 千葉商業0-3銚子商業
7番勝又大陽 四球
8番横田人夢 中安タイムリー 千葉商業0-4銚子商業
9番鵜澤煌星 左直
2回表 千葉商業
無得点に抑えたが、与四球2
3回表 千葉商業
球速132Kに「回復」。
ファースト勝又の好守もあり、無得点に抑えた。
4回表 千葉商業
与四球2
サード鵜澤智也の堅い守りが支えた。
4回裏 銚子商業
3番久保形の左ツーベースヒットで加点 千葉商業0-5銚子商業
4番関根大翔 2球続けてボール球に手を出し1ゴ
照明がはいる
5回表 千葉商業
先頭打者にカウント3-0
117K、116、117 ツーベースヒット
これでは打たれて当たり前
アナウンサー:「今日は、ストライクとボールがはっきりしている」
緒戦でも聴いたセリフと感じた方も多いだろう。
三併で切り抜けた
5回裏 銚子商業
2死二、三塁
9番鵜澤煌星 三遊間タイムリー 千葉商業1-7銚子商業
*この日最も印象に残ったプレー。打者走者の鵜澤煌星が、本塁送球の間に3塁を陥れていた。
6回表 千葉商業
二死無走者から、
中安⇒ワイルドピッチ⇒ストレートの四球⇒ワイルドピッチ⇒四球(7つ目)
二死満塁となり、
<投手交代>飯島聖矢
自信に満ちた投球でピンチを凌ぎ、7回も三者凡退に仕留めた。
この日の最速は、137K
次戦は、(予想通り)Cシード長生を8回コールドで下した、宿敵・成田となる。
春からの短期間で、投手力を著しく底上げしている。
#1高橋竜平:球速を142Kまでアップ
#18斎藤悠世:スライダーのキレが持ち味
<追記>
10安打10得点で2試合連続コールド勝ち。沢田洋一監督は「鵜沢智の打席が勢いをつけている。(先発の)関根が前半で試合をつくってくれている」と話し、1番を打つ鵜沢智也内野手(3年)と、先発して5回⅔を4安打1失点に抑えた関根大翔投手(3年)をねぎらった。
5回戦では成田と対戦する。沢田監督は「技術ではなく、気持ちの勝負です」と攻めの姿勢で8強進出を目指す。