3度目のナスパ・スタジアムとなった。
ようやくすんなりと到着した。
成田市大栄野球場(なりたしたいえいやきゅうじょう)は、千葉県成田市一坪田410番地1にある市営野球場。ネーミングライツによりナスパ・スタジアムという名称がついている。2015年から2019年は、夏の高校野球千葉大会の会場の一つとして使用されたことがあり、春と秋の大会でも同様に使用されている。(2015 - 19年は、北千葉道路の工事の関係で大谷津球場が使用できなかった)
第1試合 匝瑳 vs 成田
球場入りと同時に「選手集合」のアナウンス。
つくづく高校野球観戦は、早めの行動が求められる。
8:45、試合開始。
匝瑳スタメン;頭髪自由(1人除く)
1⑧ 平野(左打ち)
2③ 渡辺(左打ち)
3② 林
4⑨ 真田(左打ち)
5⑤ 香取(左打ち)
6① 川口 右投げ、球速125K?
7⑥ 船山(左打ち)
8⑦ 新井
9④ 飯田
成田スタメン;
1⑦ 大野 1⑧#9
2③ 津留﨑(左打ち) 5⑨外野手登録#19
3⑧ 大塚(左打ち) 6②捕手登録#2
4⑤ 長島 投手登録#11
5② 高松 内野登録#13
6⑨ 西野(左打ち)#12
7④ 國分 内野登録#14
8① 久保村(左打ち)左投げ
9⑥ 秋山 8④内野登録#16
*秋・八千代松陰戦との比較
フルネームが把握できないので、同姓の選手の可能性もあるが、
明らかにポジション固定ではなく、複数のポジションができる選手を養成している。
1回表匝瑳
三者凡退
1回裏成田
3 三遊間安打
2回表匝瑳
4 四球
5 送りバント 方向もコントロールした見事なバントだった
6 二ゴ これも進塁打を意識したものだった⇒二死3塁
7 中飛
2回裏成田
5 右飛
6 中安
7 中飛
8 四球
9 右邪飛
3回表匝瑳
8 三振
成田・久保村投手は、視認で球速120K前半+遅いカーブorスライダー
成田・捕手の投手への返球が、ワンバウンドばかりだった。
慣れないポジションであることが伺われる
9 三エラー
1 送りバント 匝瑳はバントが鍛えられている
2 左飛
3回裏成田
2巡目。通用しそうもないと感じていた。
1 カウント3-1⇒中安
2 パスボール⇒捕手がボールを見失い3塁に到達
二ゴ
3 遊ゴ 匝瑳0-1.成田
成田が1点を先制して、打席に4番長島
4 3-2 レフトオーバーツーベース
5 右中間スリーベース 匝瑳0-2成田
6 三振
成田の応援風景。夏の銚子商業戦で、臨席だった成田選手の関係者がたいへんな人格者だった。相変わらず整然としている。
4回表匝瑳
3 センター前ツーベースヒット
常に隙をうかがう姿勢がないとできない好走塁
4 遊飛
5 左直
6 三振
後続凡退で走者を進めることもできず
4回裏成田
三者凡退
5回表匝瑳
二死ゴ、2度目の三エラー
5回裏成田
3巡目
1 遊強襲安打
2 二盗⇒ライト線ツーベースヒット
匝瑳0-3成田
3 右安
4 右安+送球の乱れ 匝瑳0-4成田 無死2,3塁
5 中犠飛 匝瑳0-5成田
6 左犠飛 二死3塁
7 初球⇒左安 匝瑳0-6成田
8 二ゴ
6回表匝瑳
三者凡退
6回裏成田
9 三遊間安打
1 パスボール⇒3塁まで進塁
投手交代+守備位置の変更
②⇒① 捕手の林が投手に
①⇒⑤、⑤⇒②
1 パスボール 匝瑳0-7成田
右飛
2 左中間ツーベースヒット
3 二ゴ
4 レフト中段2ランホームラン 匝瑳0-9成田
5 三振
この場面、後方で延々と電話で長話する馬鹿者がいて集中を欠いていた。
夏の成田vs銚子商業戦にもいたが、電話をしたければ観客席から離れるのが常識だろう。穏やかに観戦したかったが、最終的には注意するはめになった。
7回表匝瑳
5 中安
代打2人を送るが、後続凡退
ゲームセット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
匝瑳 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
成田 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 3 | ✖ | 9 |
<コメント>
試合終了後、成田関係者に近づいてくる尾島監督に至近距離で遭遇した。
このように「距離が近い」のもこの大会の良さだろう。
ほぼ印象通りの人物だった。
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第2試合: 成東 vs 東京学館
成東スタメン;頭髪自由
1⑧ 鎌田
2⑦ 近藤
3② 笹川
4① 花澤
5④ 押尾
6③ 向後
7⑥ 子安
8⑤ 大友
9⑨ 佐藤
東京学館スタメン;
1⑤ 永岡(左打ち)変らず
2② 小和田 2④ 成田同様複数ポジションを試しているようだ
3⑥ 武井 内野登録#19
4③ 石橋 8③ #13
5④ 高橋瀬 内野登録#15
6⑧ 高橋響
7⑨ 増元 7⑨ #14
8⑦ 粟飯原(左打ち) 二期前に活躍した粟飯原龍之介(横浜DeNA)の従兄弟、だそうだ
9① 北川
秋・東海大望洋戦との比較
望洋戦を5回まで観戦していたが、先発投手は、#3染谷。
球速126Kと90K台のチェンジアップ。
試合前のシートノックを観る限り、守備力に相当な差があった。
成東監督の檄が飛んでいた。バタ足の選手が複数おり、ポロポロとミスを多発している状態だった。
成東は、夏・東海大浦安戦を観戦していた。
無策でダラダラと時間を費すゲームだった。当然にその温さが選手に伝染しているのがはっきりと伝わってきた。
視認する限り、監督が交代したのではないか。
だとしたら、懸命な動きだ。
(このブログを継続して読んでいる読者はご存じだろうが、私はかつて銚子商業の次に成東のファンだった。その影響もあり、自宅から遠く離れている第6地区のチームを応援している。)
>昨日7/16に観戦した、@大谷津球場の第2試合は、成東0-7⑦東海大浦安だった。
試合開始前、成東高校父母会の方が、
『成東 質実剛健』
裏に各学年の選手名が記載されたうちわを、希望者(=成東応援)に配っていた。
手を上げて、残り1枚のうちわをいただいた。
「成東、大好きだから良かった」
その声を聞いていたバックネット裏最前列に陣取った、歴史を知る成東関係者に声をかけられた。
「私は銚子商業ファンですけど・・・」
話を続けることを遮り、
「銚子商業とは死闘を繰り返してきた。いつも1点差で勝てなかった。習志野にも・・・」
「知っています。幼少期の記憶が今でも残っています。成東の監督はOBですか?」
「そうです。あと、東金と大多喜も。」
「東金、8回の時点でリード。勝ち上がると思います。」
試合開始のサイレン...
その他もあるが、大体このような会話だった。
序盤、成東は、相手のアンダースローに全くタイミングが合わず・・・
雨が本降りとなったため、この方はおそらく屋根付きの後方座席に移動した。
*残念ながら、成東高校は「無策」。観察していたが、試合中の動きも「無く」、この指導者では古豪復活は難しいだろう。
我孫子高校の試合を観た直後のため、(我孫子・坪田監督と比較すると)指導者の力量差が実に顕著だった。勝とうとする意思が全く伝わってこない。
「松戸健氏の遺伝子」を受け継ぐ指導者は、成東OBに残っているのだろうか?」
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11:15、試合開始
1回表成東
1 投バント安打
2 送りバント
3 二飛
4 遊ゴ
東京学館・北川は、体を捻りスリークオーターから投じるやや変則的投手。球速はさほどない。
1回裏東京学館
1 一ゴ
2 三振
3 四球
4 投ゴ
成東・花澤は、常時130K台のストレートと、キレのあるスライダー。
守備の綻びがなければ、簡単には打ち崩せないとみていた。
見覚えがあったので、帰宅後確認すると、夏・東海大浦安戦で先発していた。
2回表成東
5 レフトオーバーツーベースヒット
6 ストレートの四球
7 送りバント 一死2,3塁
8 スクイズを2度失敗⇒一飛
9 二ゴ
腐心しての采配が伝わってくるが、駒が動かない状態に映る
2回裏東京学館
三者凡退
3回表成東
1 遊ゴ
2 死球
3 二盗 ⇒二ゴ
3回裏東京学館
三者凡退
4回表成東
4 遊ゴ
5 左安
投手交代:#5大野
6 三振
7 一走飛び出し、2塁転送。アウト。
4回裏東京学館
2 三振
3 三振
4 中ツーベースヒット
中堅手は「ベタ足」の1人。実質的にはエラーだ。
5 右飛
5回表成東
三者凡退
5回裏東京学館
花澤投手のスライダーのキレが続いていた
6 一二塁間を緩いゴロで破る右安
二塁手も「ベタ足」の1人だ。ファールフライも全力で追わず、途中で止まってしまう。近くにいた観衆2人「何故追わないんだ?」
結果論ではなく、これでは投手のメンタルが持たないと感じていた。
7 死球
このタイミングで、センター方向からの風が強くなってきた。7Mくらいか。
打者から観て「逆風」だ。
8 サード線バント安打 無死満塁
9 遊ゴ⇒記録上内野安打だろう
好捕。本塁は間に合わないが、3塁は楽々フォースアウトだった。
が、どこにも投げず。
成東0-1東京学館 無死満塁
1 3-2⇒三遊間安打
成東0-2東京学館 無死満塁
2 走者一掃左中間スリーベース
成東0-5東京学館
3 右安 成東0-6東京学館
5回裏東京学館6点を奪う。尚、無死1塁の場面
4 送りバント⇒三安 無死1,2塁
5 3度送りバント失敗
6 三振
7 三振
グランド整備中;
球場外で、父母と談笑する市川監督と遭遇。
良いコミュニケーションを取っていることが窺える。
6回表成東
三者凡退
6回裏東京学館
8 投飛
9 代打:#間宮 三ゴ
1 左中間スリーベースヒット
2 「ここで決めきれるかだ」の声援
レフトオーバーツーベースヒット 成東0-7東京学館
これで7回コールドが成立する得点差となった
3 三バント安打 二死1,3塁
4 お約束のディレードスチール。三走が飛び出すが、捕手は投げず。
一直
7回表成東
投手交代:#10加藤(左)
抱え上げるような投球フォーム。球速は110K前後。
4 遊ゴ
5 死球
6 三振
7 四球
8 ストレートの四球 二死満塁
9 三遊間安打 成東1-7東京学館
1 死球 成東2-7東京学館
2 ワイルドピッチ 成東3-7東京学館
投手交代:#17村上(右)
3 二エラー 成東4-7東京学館
二走は本塁タッチアウト
7回裏東京学館
5 二飛
6 遊飛
風の影響で難しいフライだったが好捕
7 レフトポテンヒット
8 粟飯原の打席。ここまで結果は出ていないが、粟飯原龍之介(横浜DeNA)に打撃フォームが似ている。弟?
二盗⇒ワイルドピッチ 二死3塁
3-2 左中間スリーベースヒット 成東4-8東京学館
9 中安 成東4-9東京学館
1 右飛
8回表成東
東京学館・村上の球速は130K台か?
(ナスパは球速表示がないため、視認で記載している)
三者凡退
8回裏東京学館
2 三ゴ
3 遊安
4 代打;#15海瀬 初球、遊ゲッツー
9回表成東
東京学館4ポジションの守備位置変更
6 代打:#3及川 遊安⇒代走:#12吉山
7 遊ゲッツー
8 代打:#13大岡 三振
ゲームセット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
成東 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 4 |
東京学館 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 | 2 | 0 | ✖ | 9 |
<コメント>
東京学館のこの大会での目的は、特に投手の発掘ではないかと予想していたが、出場機会の少ない選手にもチャンスを与えているようだ。
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球場外に設置されている喫煙所にいた某チームの父母会にある質問をした(話しかけた)。
喫煙所なわけだから、相手はノーマスク、通りかかった自分もノーマスクだった。
彼らが信仰しているソーシャルディスタンスを越えていたか知らないが、1人は血相を変えてマスクを引上げ、もう1人は慌てて立ち去りながら質問の回答をした。
極めて基礎的な知識だが、存在するとされるウイルスの大きさは、マスクの穴の1/50であり、そのウイルスが存在していたとしても、全く意味をなさない。
政府(自治体)・メディアそして高野連が設定した科学的根拠が微塵もない「ルール」とやらの弊害は、今更ながら実に深刻だ。
子供を守っているつもりが、反対に子供達を追い込んでいることに気がつくことはなさそうだ。
少しでも気づく人が出てくればという思いだ。
特に(純粋な)高校野球ファンの洗脳度は高いと認識している。
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メモ;成東球史
*1975年選手権4回戦:銚子商業2-1成東
この日、松戸監督は成東高の野球部監督を辞任した⇒「悲運の成東」