11/12(土)3度目の横芝坂田池球場に向かった。
2019年の秋季大会予選、東部地区大会・準決勝以来3年ぶりとなる。
愛犬との思い出もある、思い入れのある場所だ。
明日の東部大会で改修工事が終わってから初めて横芝坂田池球場で観客を入れて実施します。スコアボードは手動から電光掲示板式、スタンド席は増加、プルペンが新規追加となっています。新坂田池球場での高校野球の試合をお楽しみください。 https://t.co/Dvbj2w2gcU
— 千葉高校野球情報局 (@chiba_Hsbb_info) 2022年11月11日
会場入り(シートノック)を控えた銚子商業の選手達
至近距離で#1長田を観たが、まだ体ができていない。
一冬の鍛え方で、レベル(球速)アップすることだろう。
銚子商業シートノック
ばたばただった前試合と違い、落ち着きが感じられた。
コロナによる?秋季大会敗戦の反省?からか、とにかく選手達のマスク着用が徹底されているのが目についた。
無意味だが致し方ないのだろう。
定刻通り、9:00試合開始
両チームスタメン 注:この時点の電光掲示板はぐちゃぐちゃだ
千葉黎明;
1④ 向後
2⑦ 平本
3⑧ 柏
4③ 辻井
5⑨ 鈴木
6⑥ 石塚
7② 草野
8⑤ 小島
9① 河野 (右)
銚子商業;
1⑨ 鵜澤(左打ち)
2④ 渡邉(左打ち)
3⑧ 横田(左打ち)
4⑥ 押本(左打ち)
5⑦ 糸川
6③ 坂上(左打ち)
7② 鈴木
8① 長田
9⑤ 人見
・ 銚子商業は市立銚子戦と変らず。1-4番まで左打者を並べた。6番の坂上を加えて、5人が左打ちだ。
・ 千葉黎明は5人の選手を入れ替えた。投手が#10なのを除き、ベストメンバーと思われる。
1回表千葉黎明
1④ 向後 2-2 三ゴ
長田の立ち上がりは上々。キレのあるボールが低めに集まっていた
2⑦ 平本 2-2 投ゴ
銚子商業の選手達から、見違えるように声が出ている
3⑧ 柏 中安
4③ 辻井 スライダー⇒三振
1回裏銚子商業
黎明・河野は右オーバーハンド。
持ち玉も銚子商業・長田と同じタイプ。球速はやや上回っている。
1⑨ 鵜澤 三振
黎明・一塁手4番・辻井は大柄だが動きが鈍い。ファールフライを捕球できず。
秋・八千代松陰も4番で出場していた。
2④ 渡邉 スリーベースヒット+送球の乱れ(記録が本塁打の可能性あり)
千葉黎明0-1銚子商業
3⑧ 横田 右安
4⑥ 押本 遊ゴゲッツー
2回表千葉黎明
5⑨ 鈴木 二飛
6⑥ 石塚 三振
7② 草野 三ゴ
サードの守備が懸念材料だった。弾いたが落ち着いた送球。
2回裏銚子商業
5⑦ 糸川 遊ゴ
右後方に、試合中ずーと実況を続けていた「重鎮」がいた。
別記事にもしたが、銚子商業の実情を理解する情報にもなるので、その実況を記載する。
「一球目打つな。何回言ってもわかんねー。」
6③ 坂上(左打ち) 二ゴ
7② 鈴木 右直
前試合に続き、主将の加藤ではなく鈴木が先発出場した。
3回表千葉黎明
8⑤ 小島 一飛
9① 河野 右飛
1④ 向後 三ゴ
一塁手・坂上は声が出ている
3回裏銚子商業
8① 長田 三振(スライダー)
9⑤ 人見 中安
1⑨ 鵜澤 2-1 ヒットエンドラン⇒右安
一死1、3塁
2④ 渡邉 二盗 一死2、3塁
黎明前進守備 四球⇒一死満塁
3⑧ 横田 浅い中直 千葉黎明0-2銚子商業
断言するが、これまでの銚子商業であればタッチアップはない当たりだった。
人見が俊足ということか?チームとしての意識の変化か?
重鎮「なんであいつ2塁にいるんだ」
4⑥ 押本(左打ち)
二走・鵜沢牽制死
これは、「重鎮」の解説通りだろう。
本来なら、タッチアップで本塁クロスプレーの間に3塁を陥れていなければならなかった。
4回表千葉黎明
2⑦ 平本 左安
3⑧ 柏 送りバント
4③ 辻井 左安
5⑨ 鈴木 右安 千葉黎明1-2銚子商業
6⑥ 石塚 中安 一死満塁
7② 草野 二ゴ 千葉黎明2-2銚子商業
スライダーの連投。そういう指導をされているのだろう。
8⑤ 小島 二直
4回裏銚子商業
4⑥ 押本 3-2 右中間スリーベース
5⑦ 糸川 三振
6③ 坂上 1-1 投前スクイズ内野安打 千葉黎明2-3銚子商業
7② 鈴木 パスボール⇒3塁
重鎮「お前の足でなんで・・・」
私見は、例えタイミングが微妙でも、次の塁を狙う意識の方が遙かに大事。
こういう意識がないのがずっと気になっていた。
8① 長田 三振
そのまま打たせた。ここで貰ったチャンスを活かすスクイズが出せれば本物だろう。
9⑤ 人見 三ゴ
5回表千葉黎明
9 代打:新堀#20(左打ち) 四球⇒代走:秋山
1④ 向後 左安
バスター、見事だった
2⑦ 平本 パスボール⇒無死2、3塁⇒三振
3⑧ 柏 四球⇒一死満塁 きわどい球がことごとくボール判定
4③ 辻井 三ゴゲッツー ⑤⇒②⇒③
ビッグプレー。こういう守備ができれば 期待が持てる。
5回裏銚子商業
投手交代:#1青木
7② 多田#12
9① 青木
--------------------------------
9⑤ 人見 三振
1⑨ 鵜澤 死球
2④ 渡邉 三遊間安打
ベンチから声が出ている
3⑧ 横田 左直
一走鵜沢がタッチアップ。
これも、常に次の塁を狙っていなければ出てこない走塁。
重鎮はお気に召さない。
せっかくの積極走塁への意識の変化を、試合後の「大反省会」とやらで潰さないことを願う。
二死1、3塁
4⑥ 押本 センターオーバーランニングホームラン 千葉黎明2-6銚子商業
センター正面の痛烈な当たり。打球が延びてセンターの頭上を越した。
経験者なら分かるだろうが、中堅手には難しい打球だ。
(自分も守備位置はセンターだった)
5⑦ 糸川 三振
6回表千葉黎明
5⑨ 鈴木 三振
6⑥ 石塚 左安
7② 多田 二盗(パスボール) 中安⇒一死1,3塁
8⑤ 小島 遊ゴゲッツー
志学館戦での守乱が短期間で矯正されたようだ
6回裏銚子商業
黎明・青木の球速は、133-134K程度か?
6③ 坂上 三振
7② 鈴木 三振
8① 長田 バント安打
重鎮「投手なのに走る?」
9⑤ 人見 右飛
この日の人見は振れていた
7回表千葉黎明
9① 青木 遊ゴ
1④ 向後 中安
2⑦ 平本 一飛
3⑧ 柏 ボーク 二死2塁⇒右安タイムリー 千葉黎明3-6銚子商業
こういう点の取られ方は、後々影響する、のが常だ。
4③ 辻井 3-1 左安
5⑨ 鈴木 三振
7回裏銚子商業
1⑨ 鵜澤 四球
2④ 渡邉 二盗 鵜澤の積極走塁が目立つ
三振
3⑧ 横田 ストレートの四球
7回裏一死1、2塁、4番押本の打席
4⑥ 押本 左飛
5⑦ 糸川 三振
8回表千葉黎明
6⑥ 石塚 死球
重鎮「これなんだよ」
捕手が内角に構える度、外に構えろ、と声を張り上げ続けていた。
その意味を理解した。
スライダーが抜けて死球というパターンを練習試合で繰り返していたのだ。
7② 多田 左飛
8⑤ 小島⇒代打:#18宮下(左打ち)
二盗失敗⇒遊ゴ
8回裏銚子商業
守備位置変更:宮下⇒8⑤伊藤
6③ 坂上 遊ゴ
7② 鈴木 右ツーベースヒット
重鎮:にっこり
それまで、ネクストバッターズサークルで素振りをしない鈴木を、よろしくないと指摘していた。
正捕手・加藤は怪我であることを理解した
8① 長田 二ゴ
9⑤ 人見 三ゴ
9回表千葉黎明
9 代打:#3石原(左打ち) 遊ゴ
前試合では、4③で出場していた。
1④ 向後 遊ゴ
二死無走者
2⑦ 平本 右ホームラン 千葉黎明4-6銚子商業
3⑧ 柏 ストレートの四球
長田のガス欠が明白。
誰も聴いていない(それどころではなかったのだろう)、
「投手交代しないとだめだ。完全にガス欠だ、」とつぶやいていた。
「あと1人、だからとでも思っているのか」
4③ 辻井 左中間ホームラン 千葉黎明6-6銚子商業
重鎮「あと一球。根性がねえ奴等だ」
5⑨ 鈴木 三振
結果的に三振となったが、ボールが来ていない状態。
ここで投手交代できないベンチが「敗因」となるだろうと確信していた。
9回裏銚子商業
投手交代:#14菊池
黎明はエース青木に代打を送っていた
1⑨ 鵜澤 三振
2④ 渡邉 四球
3⑧ 横田 投ゴ
ワンテンポ置いたため、ゲッツーにならず
4⑥ 押本 三邪飛
グランド整備中、顔を真っ赤にした控え選手が、「重鎮」の所に来る。
「帰れ」
ここで、伝令に何も指示を出さなかったことはGoodだ。
延長10回からタイブレーク
3年前の観戦で知っていた。
10回表千葉黎明
長田の続投。
重鎮「何故変えないんだ」
同感だ。
矢澤の制球に不安があるとしか考えられない采配だった。
6⑥ 石塚 一塁側の送りバント⇒3塁フォースアウト
7② 多田 右飛 タッチアップ⇒二死1、3塁
8⑤伊藤 初打席。
3点差で負けていて追いついた黎明に手札が残されていない、と感じていた。
ディレードスチール ②⇒⑥⇒③
すばやい連係プレーで一走タッチアウト
10回裏銚子商業
黎明は一塁手が極端に前に出たバントシフト
5⑦ 糸川 送りバント失敗、ゲッツー
何故か、3塁方向ではなく、一塁方向にバントした。しかも小フライ。
6③ 代打:加藤 三振
11回表千葉黎明
守備位置変更:6③島田#20 長身の選手だ
8⑤伊藤 送りバント
3塁線に転がすセオリー通りのバントだった。
9 代打:#20宮内 死球 一死満塁
完全な正念場。ここからは出場を続けている先発メンバーとなる
1④ 向後 遊ゴ
2⑦ 平本 三振
長田は、気力なのだろうか。息を吹き返した。
11回裏銚子商業
投手交代:#11三田村
別の重鎮「澤田ってのは、本当に成長していない監督だな」
この発言に違和感を感じなかった。
投手続投の判断についてだ。
7② 鈴木 送りバント 一死2、3塁
8① 代打:川和田#18(左打ち) 申告敬遠
9⑤ 人見 浅い左直 迷いなくタッチアップ⇒千葉黎明6-7銚子商業
ゲームセット
重鎮「やっと勝った。帰って大反省会だ。」
<感想>
短期間に、「想定を越えて」チーム力を高めている。
特に、守備のレベルアップが著しい。
若干のひいき目があるかもしれないが、ベスト8レベルまで引き上げてきたのではないか。
この試合の長田続投については、当然に実情を把握している澤田監督の判断。
見方を変えれば、よくぞここまで我慢したと受け取れる。
2番手以降の育成が命題であることに変わりはない。
1年生登録メンバーは3人(投手2、内野1)