8つのブロック(=ベスト8)に分けて展望していく。
成田、東京学館という強烈なノーシード2校が存在している。
成田の試合は、(秋・東部地区大会を除き)春・2試合観戦している⇒対横芝敬愛、磯辺
横芝敬愛戦では、135kmの速球ばかりでなく、スライダーとスローカーブを駆使して、緩急も使える長身左腕・秋山投手を攻略した。
ハイレベルな県外強豪校と恒常的に練習試合を積んでおり、2年生の突き上げもハイレベルな状態にある。
春の段階での課題は、投手力にあったが、投手育成に長けている尾島監督がきっちり仕上げてくる公算が高い。
春は、2回戦で中央学院に敗退したが、明らかに底上げ途上での対戦だった。
4回戦で、Aシード・千葉経済付と激突する公算が高い。
千葉経済付は、市原中央戦を観戦した。
特段特別な所は見当たらず、相手の自滅で労せずに勝利したゲームだった。
そのため、本質的な強みがどこにあるのか把握できなかった。
準決勝の結果が示すとおり、実力が頭一つ抜けている中央学院・専大松戸とは距離あり、Aシードとしてではなく、あくまで挑戦者としての姿勢で臨まないと厳しい結果となりそうだ。
投手三本柱が昨年から確立している東京学館は、春、木更津総合との寄り合いに敗れた。実力は充分にあり、あとは指導者ともども『名前負け』しないことだ。
2試合観戦した千葉商大付は、春はエンジンがかからない状態で終えた。
その状態を修正できなければ、確実に東京学館優位だろう。
ベスト8をかけて、ノーシード同士の成田、東京学館の激突を予想する。
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順当に、シード校同士の対戦になりそうだ。
「親子鷹」が引っ張る志学館の課題は、投手力に尽きるだろう。
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ノーシードでありながら、優勝候補の一角である木更津総合と、名将・迫屋監督率いる多古が存在している。
多古の試合は数多く観戦してきたので、思い入れがある。
*2年生7人・3年生9人の16名だったが、新1年生11人が加入した。
壮絶なシーソーゲームとなった、市立柏5-4千葉商大付を観戦している。
市立柏優位は動かないが、多古・村山投手のキレのあるスライダーを攻略できるか未知数だ。
更に、一度火がつくと畳みかける攻撃力もある。
対戦が実現すれば、好試合となるだろう。
(この展望は、多くの有力ノーシード校数を取り上げるのではなく、絞り込んでいる)
このブログのタイトルにもなっているが、捏造事件から4年以上が経過しても、昨秋の大会で、メディアに踊らされた愚行そのものを未だに引きずっているチームがあった。
習志野が、中央学院戦前に調子を崩さないか心配したのを思い出す。
千葉学芸のサイン盗み対策すごい😂 pic.twitter.com/vVZOgZ88YI
— たか (@_chibakokoyakyu) 2023年9月24日
指導者に問題があるという前々からの噂は事実である、と確信した。
そして、数ヶ月後にその事が証明されることになった。
話を戻すが、木更津総合が有力だろう。
招待試合試合終了
— ⚾A🎏🌸 (@kazo_city_) 2024年6月9日
花咲徳栄4-4木更津総合 pic.twitter.com/L32bEb5G8o
相手の先発投手は、春季関東大会開催直前にメンバー変更で、登録外となった左腕投手だった。
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優勝候補最有力の中央学院が存在している。
初戦の実力高・千葉敬愛戦を勝ち抜くことも厳しいが、我孫子二階堂・神谷投手が中央学院に挑む展開を期待する向きは多いだろう。
このブログのテーマでもある(あった *復活には選手云々ではなく、体制の変革が必須と考えている)銚子商業だが、
またもや厳しい組合せとなった。
実力高かつその実力を確実に引上げている・千葉明徳は言うに及ばず、初戦の日体大柏も侮れない。春は予選で敗退しているが、その相手は
Bシード・市立柏6-4日体大柏
率直に言って、2019年から、春からの底上げを見たことがない。
それが実現できるか否かで結果は全く違ったものになるだろう。
それに加え、計算できない『勢い』が出るかだ。
5回戦進出を期待している。