「サイン盗み疑惑」の真相

1% control the world. 4% are their puppets. 90% are asleep. 5% know and try to wake the 90%. The 1% use the 4% to prevent the 5% from waking up the 90%.

チームの完成度で上回る #専大松戸 が決勝に向けて大きく呼吸を整える / 「温存」が可能な豊富な投手陣と思われた #中央学院 がよもやの投壊 #木更津総合 大勝

7/20  @ZOZOマリンスタジアム
八千代松陰 - 専大松戸

 

一般的には、深沢対強打の八千代松陰打線ということになるだろう。

しかし、八千代松陰の5回戦・準々決勝の相手は「打って当然」だったとも言える。

今回は、本物の一線級投手に対峙する。

 

実際の要注目は、二瓶投手が、望洋⇒明徳エースのバトンを受け継げるかだろう。

 *県立船橋戦の印象は、「安定感」はある、だった。

 

八千代松陰
打順 位置 選手名 背番号 学年 投/打
1 宮近 大誠 9 3年 右/左
2 山﨑 和真 8 3年 右/右
3 小倉 陸登 7 3年 右/左
4 今田 大智 3 3年 右/右
5 一色 徹也 2 3年 右/右
6 藤平 愛也 5 1年 右/右
7 紅林 伶音 6 2年 右/右
8 二瓶 大紋 1 3年 右/右
9 満田 諒汰 19 1年 右/右

控え;

八千代松陰
選手名 背番号 学年 投/打
豊種 竜一 4 2年 右/右
村山 幸緒 10 3年 右/左
森 陽生 11 2年 右/右
永山 翔太 12 3年 右/右
岸田 尚親 13 3年 右/右
辻井 誠人 14 3年 右/左
鈴木 翔大 15 3年 右/右
大木 翔登 16 2年 右/左
古積 充 17 1年 右/右
一色 健也 18 1年 左/左
行友 孝成 20 -

 

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専大松戸
打順 位置 選手名 背番号 学年 投/打
1(2) 吉岡 道泰 7 3年 右/左
2(9) 苅部 力翔 8 3年 右/右
3(1) 石井 詠己 6 3年 右/右
4(3) 奥田 和尉 9 3年 右/左
5(4) 山口 颯大 3 3年 右/右
6(5) 横山 瑛太 5 2年 右/右
7(6) 大森 駿太朗 4 2年 右/右
8(7) 加藤 大悟 2 2年 右/右
9 深沢 鳳介 1 3年 右/右

()は明徳戦の打順。

 

控え;

専大松戸
選手名 背番号 学年 投/打
佐野 涼翔 10 3年 左/左
岡本 陸 11 3年 右/右
高橋 秀昌 12 3年 右/右
綱取 大晃 13 2年 右/左
鈴木 良麻 14 1年 右/右
平田 未来 15 3年 右/右
谷口 航輝 16 3年 右/右
中舘 宙 17 3年 右/左
上迫田 優介 18 -  
富田 隆太 19 3年 右/右
石神 遥樹 20 3年 右/左

 

1回表 八千代松陰

3番 小倉 陸登(右) 左打 3年 投手:深沢 鳳介
中2 2アウト2塁

 

 

1回裏 専大松戸

1番 吉岡 道泰(左) 左打 3年 投手:二瓶 大紋
右安 ノーアウト1塁

打順の組み替えが機能した。

 

もはや定番となった送りバントを絡めた手堅い攻撃。

 

4番 奥田 和尉(右) 左打 3年 投手:二瓶 大紋
右安 2アウト1塁

 

八千代松陰0-1専大松戸

 

 

2回裏 専大松戸

9番 深沢 鳳介(投) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
遊ゴ失 1アウト1,3塁

八千代松陰は、細かなミスが定着している

が、専大松戸はこのミスにつけ込めない。

この時点では、相変わらずの「投手頼み」を予期させた。

 

 

3回表 八千代松陰

三者連続三振。

逆に、これが続くとは思えない、と感じた。

 

 

3回裏 専大松戸

三者凡退。

 

 

4回表 八千代松陰 

 3番 小倉 陸登(右) 左打 3年 投手:深沢 鳳介
右飛 2アウト走者なし

きちんと捉えた当り。八千代松陰のキーマンになりそうだ。

 

後続連続四球

 

 

4回裏 専大松戸

二瓶投手の球速は130K前半~135K程度。緩急で討ち取るタイプだ。

 

 

5回表 八千代松陰 (部員数126、1年61名)

三者凡退。ここまで10三振を喫している。

 

 

5回裏 専大松戸

 2番 苅部 力翔(中) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
左安 1アウト1塁

 

 3番 石井 詠己(遊) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
三ギ 2アウト2塁

 これも定番となった、1アウトでもスコアリングポジションに進める送りバント。

 

4番 奥田 和尉(右) 左打 3年 投手:二瓶 大紋
左安 2アウト1塁

八千代松陰0-2専大松戸

 

5番 山口 颯大(一) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
右安 2アウト2塁

風の影響があったが、ボールを深い位置まで追った内野手との連携ミス

こういうところで、致命傷になりかねない痛手となる。

八千代松陰0-3専大松戸

 

 

6回表 八千代松陰

5番 一色 徹也(捕) 右打 3年 投手:深沢 鳳介
右安 2アウト満塁

 

6番 藤平 愛也(三) 右打 1年 投手:深沢 鳳介
中安タイムリー 2アウト1,2塁

正直、巡り合わせが悪いと感じていたが、

抜擢の理由がよく分かった。

八千代松陰2-3専大松戸

 

 

6回裏 専大松戸

9番 深沢 鳳介(投) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
投ギ 2アウト2塁

ぶれない。

これも定番となった、1アウトでもスコアリングポジションに進める送りバント。

 

 

7回表 八千代松陰

三者凡退。

8回は2番からの好打順。相手の攻撃をピシャリと抑えてリズムを作りたい場面だ。

 

 

7回裏 専大松戸

3番 石井 詠己(遊) 右打 3年 投手:二瓶 大紋
右安 ノーアウト1塁

 

4番 奥田 和尉(右) 左打 3年 投手:二瓶 大紋
投ゴ失 ノーアウト2,3塁

『致命的』。3つ目の失策。

春の大会から、幾度か指摘しているが、練度が足りていない。

 

【投手交代】二瓶 大紋→村山 幸緒

 

5番 山口 颯大(一) 右打 3年 投手:村山 幸緒
中安タイムリー ノーアウト1塁

八千代松陰2-5専大松戸

 

6番 横山 瑛太(三) 右打 2年 投手:村山 幸緒
投ギ 1アウト2塁

徹底している。既に6つ目の送りバント。

一方で、松陰サイドに、「簡単にバントを決めさせない」という動きが(みえ)ない

 

 

8回裏 専大松戸

八千代松陰2-7専大松戸

ダメ押し

 

 

9回表 八千代松陰

投手交代もある、と思われたが深沢続投。

 

深沢 鳳介:9回、球数139,三振13、四死球3、失点2

 

準決勝
八千代松陰
000002000=2H6E3
10002022×=7H14E1
専大松戸

チームの完成度が如実に出た試合。

専大松戸は、自分達のスタイルとなった「手堅い野球」を淡々と積み重ねた。

2試合の接戦で削られていたが、「大きく呼吸を整える」理想的なゲームだった。

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7/20  @ZOZOマリンスタジアム
中央学院 - 木更津総合

 

中央学院
打順 位置 選手名 背番号 学年 投/打
1 山口 諒太 4 3年 右/右
2 門倉 幹大 8 3年 左/左
3 小田倉 優斗 3 3年 右/右
4 片山 晴登 9 3年 右/左
5 常世田 翔英 7 3年 右/右
6 森 一輝 2 3年 右/右
7 鈴木 拓海 5 3年 右/右
8 竹谷 将太朗 17 3年 右/右
9 鈴木 忍 6 3年 右/両

 

中央学院
選手名 背番号 学年 投/打
細谷 怜央 1 3年 右/右
糠谷 翔大 10 2年 右/右
坂本 義仁 11 3年 右/右
髙橋 駿斗 12 2年 右/右
石田 宙大 13 3年 右/右
日下部 虎ノ恭 14 3年 右/右
小泉 真俊 15 3年 右/右
吉川 晃生 16 2年 右/右
浅井 皇介 18 3年 右/右
山本 向輝 19 3年 右/右
飯尾 嶺 20 3年 右/左

 

先発は、門倉 幹大(、169/68)。

予想が外れた。勝つためには温存していた細谷 怜央と考えていた。

 

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木更津総合
打順 位置 選手名 背番号 学年 投/打
1 秋元 俊太 8 3年 右/
2 菊地 弘樹 5 2年 右/右
3 大西 智也 6 3年 右/
4 山中海斗 4 3年 右/
5 山田 隼 3 2年 右/右
6 朝倉 暖 19 1年 右/右
7 中西 祐樹 2 2年 右/右
8 細野 峻矢 9 2年 右/
9 神子史温 10 3年 右/右

 

木更津総合
選手名 背番号 学年 投/打
島田 舜也 1 3年 右/右
三富 大輝 7 1年 右/右
越井 颯一郎 11 2年 右/右
金綱 伸悟 12 2年 右/右
春元 弘大 13 3年 右/右
須永 雄太 14 2年 左/左
村岡 泰地 15 3年 右/左
空 康輔 16 2年 右/右
古川 世那 17 3年 右/右
大曽根 蒼平 18 2年 右/左
水野 岳斗 20 1年 左/左

 

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1回表 中央学院

【守備交代】朝倉 暖→三富 大輝(左)

この試合も、当て馬を使った。

 

 

1回裏 木更津総合

1番 秋元 俊太(中) 打 3年 投手:門倉 幹大
右越本

中央学院0-1木更津総合

 

2番 菊地 弘樹(三) 右打 2年 投手:門倉 幹大
右3 ノーアウト3塁

 

3番 大西 智也(遊) 打 3年 投手:門倉 幹大
二安 ノーアウト1塁

中央学院0-2木更津総合

 全く通用していない。

 

4番 山中海斗(二) 左打 3年 投手:門倉 幹大
三ギ 1アウト2塁

 

【投手交代】竹谷 将太朗→糠谷 翔大

細谷ではない。もはや何かしら異常があることは明らか。

「短いイニング限定」とか、何か制約でもあるのだろうか。

 

 

2回表 中央学院

2つの送りバントを絡め、

9番 鈴木 忍(遊) 右打 3年 投手:神子史温
三ゴ失 2アウト1塁 +1点 2 - 2

で、同点に追いつく。

中央学院2-2木更津総合

 

 

2回裏 木更津総合

不可解。一昨日に千葉黎明戦で完投した糠谷は、どう見ても本調子ではない。

3四死球+3安打で3失点。

中央学院2-5木更津総合

 

 

3回表 中央学院

2番 門倉 幹大(中) 左打 3年 投手:神子史温
右越本

中央学院3-5木更津総合

 

併殺打でチャンスを潰す

 

 

3回裏 木更津総合

2アウト3塁

1番 秋元 俊太(中) 左打 3年 投手:糠谷 翔大
一ゴ 3アウトチェンジ

一塁手がファンブルした。守備のリズムも悪くなっている。

 

 

4回裏 木更津総合 

 2番 菊地 弘樹(三) 右打 2年 投手:糠谷 翔大
死球 ノーアウト1塁

 糠谷、4つ目の死球。球速も130K程度ではないか。

 

 

5回表 中央学院 

 この試合後、初めての三者凡退。

 

 

5回裏 木更津総合

 【投手交代】鈴木 拓海細谷 怜央

 

先頭打者ストレートの四球

上体と下半身がばらばら。誰が観てもフォームのバランスが崩れている。

送りバント⇒四球

 

【投手交代】細谷 怜央→石田 宙大
【守備位置変更】糠谷 翔大(一→投) 

凡人では測れない自信と秘策を、相馬監督が秘めていると解釈していた。事態は「単純」だった。あのインタビューが三味線だとは思わなかった。

 この事が発覚していたならば、千葉黎明戦も全く違っていただろう。

 

連続死球で押し出し。糠谷6死球

中央学院3-6木更津総合

 

3番 大西 智也(遊) 左打 3年 投手:糠谷 翔大
押し出し四球 2アウト満塁

中央学院3-7木更津総合

 

4番 山中海斗(二) 左打 3年 投手:糠谷 翔大
右越本

中央学院3-11木更津総合 

ぐだぐだの展開に終止符を打つ一発だった。 

 

準決勝
中央学院
0210000=3H6E1
230061×=12H9E1
木更津総合 7回コールド

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大会前、優勝候補筆頭・専大松戸の対抗軸・最有力候補と考えていた。

理由の一つが、質の高い投手のコマ数だったが、よもやの投壊となった。

(私はマスコミの奏でる「ドラフト候補」云々は、ほとんど考慮していない。)

 春季大会で細谷投手の投球回数は、わずか5回1/3。

彼を軸に回すための、夏を見据えた戦術だったはずだ。

 

 

<追記>

5月末の練習試合を最後に実戦登板がなかった理由を右肘の靱帯(じんたい)損傷と明かした細谷は「(2年の)糠谷を少しでも助けられればと思ったが悔しい。最終的にはプロに行きたい」と話した。