[2019年6月15日19時33分]
<高校野球愛知大会組み合わせ抽選会>◇15日◇刈谷市総合文化センター
全国最多188チームが出場する愛知大会の抽選会で、県高野連は会場に集まった各校の主将らにフェアプレーを呼びかけた。
審判技術部長の祢宜田(ねぎた)秀樹氏は檀上で、サイン盗み問題について「今年のセンバツにおいて大きな話題になり、残念ながら(星稜の)監督が謹慎処分を受けるまでに発展してしまった。愛知ではそのような行為がなされていないと信じているが、もしこれらの行動があれば絶対にやらないようにチームメートに言ってほしい。188チームが参加する愛知は一番の激戦区とも言える。マナーにおいても素晴らしいチームを甲子園に送り出したい」と口調を強めた。
今月、日本高野連が全国の高野連に配布した「周知徹底事項」の中では、今年から「走者およびベースコーチなどが捕手のサインを見る行為」も禁止とした。「伝達」を禁じていたセンバツまでより1歩踏み込んだ内容になっている。
また、グラブの余った結びひもが、目に入って失明したケースがあったといい「ひもは親指の長さまでにとどめてほしい」との通達もあった。
以上が、記事の全文です。
解説は、前回の記事を参照していただければ、「充分」と思われます。
審判技術部長の祢宜田(ねぎた)秀樹という人物が、
日刊の「サイン盗みを考える」で主張している、星稜・林の愚行を擁護するために、
こじつけた「朝日新聞(=日刊スポーツ)の主張」を、読み上げているに過ぎません。
この記事の「悪質さ」を際立たせているのは、
188チームが参加する愛知は一番の激戦区とも言える。マナーにおいても素晴らしいチームを甲子園に送り出したい
でしょう。
まず、星稜監督の林を、「正義の義挙をした犠牲者」と位置付け、言外に、
愛知に匹敵する千葉の激戦区を勝ち抜き(準優勝)、秋の関東大会でベスト4に入り、センバツの出場権を勝ち取った習志野を、
「サイン盗みを考える」で駆使した反論の難しい準イディオロギーのワードの「フェアプレー」「マナー違反」「相手への尊重」「ルールの尊重」等
を使い、
マナーを守らない千葉県代表と決めつけていることです。
こんなのが、愛知の審判技術部長とういう現実に驚愕するばかりです。
そして何より、朝日新聞の「悪質さ」ではむしろ生ぬるいと感じられる「体質」を肝に銘じるべきです。
この記事を書き始めた時点でのヤフコメのコメント数は11件でした。
まだ、この記事の本質に気がついているコメントはありません。
恐らく、気がついている読者は、「呆れて投稿する気にならない」のでしょう。
この動きは、ポジティブと受け止めて良いのでしょうか?
答は、「NO」です。
政治に話を移しますが、いわゆる「モリカケ問題」がありました。
朝日新聞の2017年2月の報道をきっかけに、
およそ2年間、国政を麻痺させ、憲法改正・外交・内政の重要な課題が棚上げにされました。
特に、「加計学園問題」
に、象徴されますが、前愛媛県知事の加戸守行氏
の国会答弁が、マスコミに事実上「無視」されました。
「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」
加戸守行氏の発言が、この問題(⇒朝日新聞)の本質を物語っております。
朝日新聞が「社運」を賭けて、他のオールドメディアが追随した構図です。
この時、本物の識者が、「もはや、マスコミは、本質を知っている国民を無視している」という趣旨の発言をしました。
言い変えれば、印象操作に乗っかってしまう「情弱」のみをターゲットにしたわけです。
驚くべき事に、政府の支持率は、この露骨なマスコミの「執拗な(しつこい)」攻撃で、政権維持が困難な水準まで急落したのは、記憶に新しいと思われます。
つまり、朝日新聞(=日刊スポーツ)は、政治と同じ悪質な手法を使い始めた、わけです。
しかも、大物政治家ではなく、高校生を相手に。
これは、あくまで予測ですが、朝日新聞を筆頭とするオールドメディアには、
まだ行使していない、印象操作における最大の武器が残されております。
政府の支持率急落に、最大の貢献をした「ワイドショー」です。
今は、警戒レベルを引上げて、ちょうど良い、ということです。
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