「サイン盗み疑惑」の真相

習志野がしたとされる「サイン盗み疑惑」に特化したブログです。その真相を明らかにしていきます。< 続章>「サイン盗み疑惑」の真相は、朝日新聞を筆頭とする在日集団による捏造事件でした。甲子園を「良識ある高校野球ファン=日本人」が、将来の子供達の為に、取り戻さなければなりません。<3節>高校野球の正常化には、『政治』の正常化が欠かせません。在日集団と媚中勢力に侵された「現実」に踏み込むことに致しました。

公立校が善戦する「戦国千葉」を突き崩す、 #健大高崎 モデルのインフラを持つ「全国的強豪私学」誕生のポテンシャル #千葉学芸

2020年は、コロナ禍(茶番)の影響で、生観戦は出来なかった。

長期間の高校野球ファンとしてのブランクを経て、生観戦を再開したのが2019年春季大会だった。

その時にトーナメント表を観て、現役時代には見慣れない高校が勝ち進んでいた。

千葉黎明千葉学芸だ。

両校とも校名変更をしていた。

銚子商業を追いかける中で、今ではお気に入りとなっている千葉黎明については、幾度か記事にした。

代表的なのが、人気記事の一つになっている;

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 この中で、千葉学芸・高倉伸介現監督に触れた。

>*2013年当時に、千葉黎明・副部長(コーチ?)

だった高倉伸介氏が、今春ベスト8に進出した千葉学芸の監督をしている。

地元三重の方と思われる投稿;

出身は甲子園優勝経験がある名門の三重高校で、現役時代は投手としてご活躍されました。指導者としても母校三重高校で優勝し、プロ野球選手も育成されている優秀な先生です。

 

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情報チェックしていると、久しぶりに面白い記事があった。

千葉学芸の近況を伝えている。

 

初めて千葉学芸を生観戦したのは、2109年の秋季大会、ベスト8を賭けた試合だった。

2019年09月28日 県立柏の葉公園野球場

志学館4vs2千葉学芸

2019年秋の大会 千葉県大会 3回戦

<コメント>

熱心な後援会の応援が印象に残っている。

>右のスラッガー・有薗直輝

に、注目したが、

>外野手がフェンス手前で守ることは当たり前の光景になっている

状態で、少なくとも2回センターに大飛球を打ち上げていた。フェンス越えにはならず。

敵の術中にはまっていたのだ。

 

 

率直に言って、上位進出の常連になるための「壁」に突き当たっている印象だった。

余裕を持たれての敗戦だった。

 

2回目の観戦(視聴)は、昨夏の独自大会だった。

 

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 千葉学芸
000 000 200=2
101 005 10X=8
市立船橋

千葉県の高校野球部員数ランキング

1位、東海大浦安(119人)
2位、東海大市原望洋(107人)
3位、拓大紅陵(98人)
4位、市立船橋(96人)
5位、中央学院(90人)
5位、八千代松陰(90人)
5位、千葉学芸(90人)
8位、志学館(84人)
8位、習志野(84人)
10位、東京学館(83人)

 

千葉学芸・高倉伸介監督;

アナウンサーが異色の経歴と紹介しておりました。

女子校から共学に転じた、甲子園を狙う「新興私学」の特徴と合わせて記載します。

・ 三重高校出身

学校法人梅村学園;

1995年(平成7年) - 中京高等学校を中京大学附属中京高等学校に改称

2018年(平成30年) - 三重高等学校・中学校及び梅村幼稚園を学校法人三重高等学校へ移管

野球部も、1966年(昭和41年)に春夏で初出場以来、春13回夏10回の甲子園出場、春では1969年に優勝、夏では2017年(平成30年)準優勝。

 

・ 大学卒業後サラリーマンを経験

・ バトミントン部顧問として全国大会出場

<アナウンサーが「配慮?」して、触れなかった経歴>

>*2013年当時に、千葉黎明・副部長(コーチ?)

だった高倉伸介氏が、今春ベスト8に進出した千葉学芸の監督をしている。

>地元三重の方と思われる投稿;

出身は甲子園優勝経験がある名門の三重高校で、現役時代は投手としてご活躍されました。指導者としても母校三重高校で優勝し、プロ野球選手も育成されている優秀な先生です。

 

 ・ 3年連続で、野球部主将が生徒会長

・ サブグランドが2面ある。施設完備。

・ 千葉学芸に赴任して3年目

 

<コメント>

私立学校として、甲子園を目指している。

そのため、資金面でのバックアップは手厚い。

そのピースとして、高倉氏をスカウトした、のは確実だろう。

 

<試合経過>

>千葉学芸vs市立船橋

地区大会で大勝を続けた千葉学芸は、難しい入り方になるだろう。

接戦を経験していないことが、必ず響く局面がある。

地力と勢いのある市立船橋が有利と考える。

 

 予想通りとなった。

市立船橋が、千葉学芸が「調子に乗る」隙を与えるかがポイントだったが、7回のリリーフ投手の不調を覗き、隙を与えず。

攻撃も一切緩めず、常に選手に課題を与える采配。

千葉学芸はコールドゲームを免れることが精一杯で、格の違いを見せつけた。

 

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<コメント>

>千葉学芸はコールドゲームを免れることが精一杯で、格の違いを見せつけた。

 

 

この時点でも同様に、

上位進出の常連になるための「壁」に突き当たっている印象だった。

 

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千葉の高校野球界の勢力図を変えるか。 ゴルフの池田勇太の母校に規格外スラッガー
3/6(土) 11:05配信

 

2年前の春、拓大紅陵などを破り県8強入りするなど、千葉の高校球界に突如として現れた新鋭・千葉学芸。しかも3、4番が1年生ということで、さらなる驚きをもって注目を集めた。

 その4番打者こそ、今秋のドラフト候補に挙がる右のスラッガー・有薗直輝(ありぞの・なおき)だ。大学進学を希望している3番を打つ左の巧打者板倉颯汰とともに、1年春からチームの中心を担ってきた。

 有薗は185センチ、94キロの恵まれた体格を生かして、高校通算45本塁打。コロナ禍による練習試合や公式戦が軒並み中止になったことを考えると、その数はかなり多い。それだけに相手のマークは厳しくなり、ほとんどがアウトコース中心の配球で、外野手がフェンス手前で守ることは当たり前の光景になっている。

 昨年秋の千葉大会では、今春のセンバツ大会に出場する専大松戸と準々決勝で対戦し、延長16回の大激戦の末に6対7で敗戦。この試合、有薗は6打数1安打と抑えられた。そのなかでも6打席目のセンターフライに「あの打球がフェンスを越えていれば......勝負強さがなく、警戒されているなかで打てませんでした」と悔やむ。

 その後はアウトコースの球に対して、体を大きく使ってインサイドアウトで打つことに力を注いだ。その効果もあって、秋季大会後の練習試合での本塁打は「ほとんどが逆方向です」と高倉伸介監督も舌を巻く。佐倉リトルシニア時代から素質に惚れ込み、「モノが違います」と言い続けていただけに、有薗の成長に目を細める。

 千葉学芸高校は100年以上の歴史を誇る私立校だが、長らくは東金女子高校などの名称で親しまれた女子校だった。2000年から現校名で共学化し、まずはゴルフ部が池田勇太を輩出するなど台頭。そして野球部も徐々に力をつけてきた。

 なにより学校側のサポートは充実のひと言だ。メイングラウンドの隣にサブグラウンドが2面あるため、100名を超える部員が一斉に練習でき、今春から指導者も7人体制になる予定だ。

 2017年から赴任してきた高倉監督は三重高校、名城大OBで、皇學館高校(三重)の教員時代には女子バドミントン部を高校総体8強に導いた異色の経歴を持つ競技未経験だからこそ貪欲に研究し、競技を問わず人間性や自立することの大切さを実感。

 千葉学芸の監督となってからは、姿勢や物事の捉え方、野球をする意義を説き、全クラスの学級委員と生徒会長は野球部が務めている。そうした教育や指導のもと、中学の強豪クラブチームの主力選手や軟式野球部に眠る原石の獲得にも力を注ぎ、急成長してきた。

 その強化1期生というべき世代が3年生だった昨年夏、千葉県の独自大会で8強入り。エース右腕の小芝永久(とわ)は、最速146キロのストレートとキレ味鋭いスライダーでプロ志望届を提出するまで成長を遂げ、今春から上武大に進む。

 そして強化2期生にあたるのが有薗たちの世代だ。エース左腕の北田悠斗は専大松戸戦で好投して自信をつけており、創部初の甲子園出場も現実味を帯びている。

◆甲子園のベンチ入り人数増はなぜ実現できない?>>

 そのなかで有薗は打撃改良に加え、新たに投手にも本格挑戦している。

 昨年秋の大会でも登板する予定だったが、夏の独自大会で負った右足首の捻挫が長引き、登板は回避。それでも県大会1回戦の東海大市原望洋戦で本塁打を打ってしまうあたり「さすが」のひと言だが、投げても140キロ台中盤をマークするなど投手としても高い能力を秘めている。また、三塁の守備も捕球から送球まで器用にこなし、出塁すれば盗塁する走力もある。

 優しい性格でまだあどけなさは残るが、早くから注目されてきただけにスカウトの視線にも「慣れてきました」と頼もしい。

 今年の目標についても「春は関東大会、夏は甲子園」とキッパリ。冬場の鍛錬により「体のキレがよくなりました」と手応えを感じており、対外試合が再開されるのを待ち望んでいる。

 有薗が相手包囲網に屈せず獅子奮迅の活躍を見せた時、千葉の高校球界に新たな歴史が刻まれるかもしれない。

 

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総合グラウンド 野球場

www.cgh.ed.jp

 

<コメント>

>千葉の高校球界に突如として現れた新鋭・千葉学芸

 

>1年春からチームの中心を担ってきた

今秋のドラフト候補に挙がる右のスラッガー・有薗直輝

3番を打つ左の巧打者板倉颯汰

 

>6打席目のセンターフライに「あの打球がフェンスを越えていれば......

前年の秋季大会と同じ。敵の術中にはまっていた可能性がある。

 

>千葉学芸高校は100年以上の歴史を誇る私立校だが、長らくは東金女子高校などの名称で親しまれた女子校だった。2000年から現校名で共学化

<比較>

済美高等学校(さいびこうとうがっこう)は、愛媛県松山市湊町七丁目にある私立高等学校。学校法人済美学園が経営している。創立は1901年。元々女子校であったが、2002年度から男女共学となった。

 

>なにより学校側のサポートは充実のひと言だ。メイングラウンドの隣にサブグラウンドが2面あるため、100名を超える部員が一斉に練習でき、今春から指導者も7人体制になる予定だ。

>寮はある

> ウエイトルームがある。そしてブルペンは屋根付きな上に照明もあり、夜間でも投げ込みができる。

 

中央学院の指導体制を凌駕しているのではないか。

いわゆる全国的強豪私学を目指しているように思える。

公立(特に市立)が私学と対抗している構図が戦国千葉の特徴だが、そのバランスを突き崩す「全国化」の象徴的新興私学と言えるだろう。

健大高崎(10名のコーチングスタッフ・豊富なコーチ陣での分割陶冶)を参考にしているように感じる。

 

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>2017年から赴任してきた高倉監督は三重高校、名城大OB

>異色の経歴を持つ競技未経験だからこそ貪欲に研究し

抹消線の部分は、完全な誤り。

やたらと

>異色の経歴を持つ

を強調した報道が目立つが、他競技の指導経験は単なるプラスαに過ぎない。

典型的な経験豊富な野球指導者だ。

 

>全クラスの学級委員と生徒会長は野球部が務めている

<比較>

【センバツ】盛岡大付、12安打も1点 ラストゲーム赤堀副部長に勝利届けられず
2019年3月30日

<抜粋>

3年生が入学した17年から野球部だけのクラスが編成され、同時期に赴任した赤堀副部長が担任になった。私生活もすべて野球につながると伝えられ、時には厳しく、時には寄り添ってくれた。多くの時間を共にした“同期”。主将の及川温大一塁手(3年)は「言われる前にやるから意味がある、(野球の)カバーリングと同じだと言われた」。今では次の授業の準備を進んでやるなど、教えは浸透した。

 赤堀副部長が今年度限りで盛岡大付を退職するため、この日が一緒に戦う最後の試合だった。しかし、アルプス席で見守ってくれた赤堀副部長に白星を届けることはできなかった。4打数2安打の4番・小野寺颯斗三塁手(3年)は「最後は勝ちたかった」と悔やんだ。

 

17年から野球部だけのクラスが編成され

健大高崎の強さの秘密(盛岡大付から異動してきた赤堀打撃コーチを調べていた時、衝撃を受けた記事だ。「やり過ぎ」という意味で。

 

 

>中学の強豪クラブチームの主力選手や軟式野球部に眠る原石の獲得にも力を注ぎ、急成長してきた。

> 近年の躍進の成果もあり、県外の生徒が今まで以上に多くなっているという。高校野球においてリクルート活動が注目をされているが、中学生が千葉学芸に行きたいと思わせる環境づくりをしたことが、今の躍進を下支えしている

 

 

>千葉県の独自大会で8強入り

コロナ禍の影響で、8地区で予選が行われた。

第7地区は、他校と千葉学芸との力の差が拡大しており、この大会でのベスト8は割り引いて考える必要があるだろう。

 

>今年の目標についても「春は関東大会、夏は甲子園」とキッパリ。冬場の鍛錬により「体のキレがよくなりました」と手応えを感じており、対外試合が再開されるのを待ち望んでいる。

>千葉の高校球界に新たな歴史が刻まれるかもしれない。

 

過去記事で触れたが、教育委員会により通達された公立校に対する部活動の制限が、大きく影響するだろう。

千葉学芸が、

上位進出の常連になるための「壁」に突き当たっている

を突破する環境が整っていると考える。

 

 

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<上述の記事を正確に理解するための関連記事>

戦国千葉で上位へ勝ち上がり続ける千葉学芸 躍進への第一歩となる名将の就任【前編】
2020/11/2(月) 19:30配信


 千葉県といえば、勢力図の入れ替えが激しい県である。そんな中、木更津総合、専大松戸などの常連に続いて安定した実績を残しているのが千葉学芸だ。

【動画】 ドラフト候補・有薗直輝擁する千葉の新鋭・千葉学芸の練習に密着!グラウンドはなんと3面!?

 千葉県北東部の東金市に所在する千葉学芸は2000年に男女共学となった。野球部がスタートしてからも、目立った実績がなかった。しかし転機となったのが2017年だった。三重で監督、千葉黎明でコーチを務めた高倉伸介監督が就任。2017年秋には県大会で専大松戸に逆転勝利。2019年春、ベスト8。そして2019年夏秋はベスト16、2020年夏、秋とベスト8入りを果たし、県内上位常連となった。果たしてその躍進の要因はどこにあるのか。

最初は驚きの連続

 「最初は驚くことばかりでしたね。いろんな学校で監督、コーチを務めさせていただきましたが、初めての光景ばかりでした」

 高倉監督は三重県出身。元巨人の高橋 由伸(桐蔭学園出身)、元中日の川上 憲伸(徳島商出身)と同世代で、三重高、名城大では投手として活躍。現役時代から指導者を志していた高倉監督は母校・三重高のコーチ、監督などを務め、皇學館でバトミントン部を指導。未経験ながら、インターハイに導いた実績を評価され、千葉黎明でコーチを務め、関東大会出場に貢献した。そうした実績を評価され、2017年に千葉学芸の監督就任が決まったのだ。

 高倉監督は三重県時代、強豪校の指導だけではなく、県立高の勤務もあり、少人数のチームを率いた経験や、他競技での指導経験もある。ただ、優れた指導実績だけで高校野球は勝てるほど甘くない。驚くほど野球に対して情熱がない高校生を指導しなければならない時がある。それが千葉学芸だった。

 「ある日、ここ(学芸グラウンド)で練習試合があったんですが、変則ダブルヘッダーで、うちの選手たちが2試合目の空き時間があったのですが、その時、彼らはウエートルームの2階にベランダがあるのですが、そこで日向ぼっこして休んでいるんですよね。野球に対する準備をするわけではないので、かなり時間をかけて話をしていきましたね」
 部員14人のスタートだったが、やる気さえあれば向上はできる。しかし千葉学芸はそれ以前の問題だった。

 千葉学芸はずっと弱かったチームだったわけではなく、2010年夏にベスト16入りするなど、県大会でもベスト32~16に入ることもたびたびあった。しかし、近年は初戦敗退が続き、低迷が続いていた。高倉監督が赴任する前の秋も、敗者復活戦の代表決定戦までいっている。強豪校と呼べるものではないが、全く弱いわけではない。野球に対して、真剣さが失われていたのだ。だからこその行動だったのだろう。
 そこから高倉監督は生活面の指導に入った。まず社会に送り出せるよう、生活面について完璧にできるように行った。
 「指導者が『まあいいか』で適当に済ませてしまうと、問題が後々に起こる。そこに乱れがあればかなり叱ったと思いますし、長い時間をかけて指導したと思います」

 そうして、少しずつ上向き、秋の県大会は見事に専大松戸に逆転勝利をおさめ、初戦突破を決めた。この1勝がのちの躍進のきっかけとなった。

 2018年4月、高倉監督がリクルーティングをしてきた今の高校3年生たちが入学。プロ志望を提出した146キロ右腕・小芝 永久、捕手・斎藤 直樹など23名が入部。2018年は夏初戦敗退、秋も初戦敗退となったが、この冬の間にしっかりと実力をつけ、2019年春には拓大紅陵にコールド勝ちするなど、ベスト8入り。また有薗 直輝、板倉 颯汰など実力のある選手が入るようになり、夏、秋はベスト16。この夏、秋はベスト8と、着実にステップアップをしている。

なぜ千葉学芸には部員が集まるのか

 こうした実績により、赴任当初の部員は14人だったが、今では3学年になると100人を超える大所帯となった


 ただ、千葉にも同様の実績を残す学校があってもこれほど部員数が増えることはあまりない。まして千葉学芸は千葉市内の学校ではなく、電車の本数が千葉市内と比べて少ない東金市にある学校であり、グラウンドも学校から自転車で移動しないといけない。もちろん寮はあるが、千葉市、市原市の生徒は通いながら来ている。千葉市内と比べると通うには不便な千葉学芸になぜ人が集まるのか。

 まずグラウンド環境が揃っている。専用グラウンドのほかに、2面もあるサブグラウンド、ウエイトルームがある。そしてブルペンは屋根付きな上に照明もあり、夜間でも投げ込みができる。

 そして練習の雰囲気がとてもいい。強豪校となると罵声を浴びせながら選手を追い込んでいるチームがあるのも事実である。千葉学芸は決して緩いというわけではないが、過度にプレッシャーをかけるわけではなく、良いプレーがあれば、指導者も、選手もしっかりとほめたたえる。

 適度な緊張感で練習ができているのだ。この風景を見学に訪れた中学生に見せると、「雰囲気がいい」という声がほとんどだという。

 今年の主将・斎藤 聖弥もその雰囲気に惹かれ、入学した1人だ。よく、中学3年生に感じた印象で気に入って、入学してみたら、実際は違ったと感じ、入学時に描いていたギャップに苦しむという話を聞く。

 斎藤の場合、中学3年生の時に感じた印象は、実際に入学しても変わらなかった。

 それに付け加えて、近年の躍進の成果もあり、県外の生徒が今まで以上に多くなっているという。高校野球においてリクルート活動が注目をされているが、中学生が千葉学芸に行きたいと思わせる環境づくりをしたことが、今の躍進を下支えしているのであろう。

 

タレント力の高さに頼らないチーム作り

 今年の千葉学芸は高校通算41本塁打でさらに最速143キロを投げ込む二刀流・有薗 直輝が注目される。しかし今年はそういったタレント力の高さに頼ったチームではない。

 この秋の県大会4試合では43イニングを守り、4失策。心身のタフさが求められる延長16回もあった専大松戸戦があったことを考慮すると、非常に素晴らしい数値だ。

実際に勝ち上がりを見ても、
1回戦 4ー3 東海大市原望洋
2回戦 3ー2 日大習志野
3回戦 5ー2 木更津
準々決勝 6ー7 専大松戸(延長16回)

 実際に県大会の試合運びを見ても、実に守備が堅かった。特に無失策で終えた東海大市原望洋戦を振り返ると、パワー自慢の東海大市原望洋の各打者が放つ鋭い打球に対し、しっかりと対応ができていた。

 その守備の秘密はどこにあるのか?

 練習を見てみると、実に基本忠実だ。キャッチボールを見ても、スローイング、捕球姿を見ても、実に正確で、素早い。さらにボール回しに入ると、ノーミスでさらに素早く周回をしている。高校生でこれほどミスなくできるチームはそうはない。

 高倉監督によると、千葉学芸の練習を視察した野球関係者から「キャッチボールや、ボール回しを見ても、基本がしっかりとしている」と高い評価を受けているようだ。

 そしてシートノックに入ると、内野手が実に軽快に打球を飛ばす。守備の要である二塁を守る齋藤 聖弥、遊撃・鈴木 結翔だけではなく、三塁に回った有薗も軽快な守備を見せる。内野守備に関しては高倉監督も高評価するように、高校生レベルでは高レベルの守備を築いていた。

 こうした高い守備力を築いているのはシートノックの雰囲気にある。練習の雰囲気を見るととどことなく楽しそうだ。良いプレーがあれば、「ナイスプレー!」という声が飛ぶ。これは高倉監督が大事にしているという。

「守備ってプレッシャーがかかるし、苦しいものだと思うんです。気持ちだけでも楽しくやったほうが上達するかなと思ったんです。打撃も極めるのに楽しいという声があるように、守備もそういう考えがあってもいい」

ステップアップの鍵は「連携」と「状況判断」

 そういう考えにいたったのは常葉菊川との練習試合だ。

「当時、私が三重にいて、甲子園で活躍している時の常葉菊川さんと練習試合をさせていただいたのですが、その時、ノッカーも、選手も楽しくやっている雰囲気があったんですよね。これだと思いましたね」

 キャッチボールなど基本というものは大事に行い、シートノックでも真剣さの中に楽しめる雰囲気を作った。

さらなるステップアップへ向けての課題は連携や状況判断だ。準々決勝の専大松戸との試合で判断ミスで勝敗に響いたことが今年のチームの反省点となった。

 「やはり走塁のミスですね。これが大きかったと思いますね。もちろん打撃、ノックも大事。ケースを想定して、それに応じた守り、走塁。様々な取り組みとして、チームの課題として取り組んでいます」

 外野手が入り、中継プレーが入ると、これまでのノックの雰囲気が一変。少しの判断ミスも高倉監督は見逃さず、なぜそのプレーをしてしまったのかを説明し、どのようにすればいいか解決策も説明をしていく。それを選手自身がインプットし、監督の指示がなくても円滑に中継プレーができるように行う。

 この日はシートノックのほかに、マシン相手のシート打撃は走者付きで行い、中継プレーの練習を繰り返し、さらに挟殺プレーの練習も行い、守備の精度をさらに高めている。

 専大松戸に敗れて、一層の投打の底上げをしている千葉学芸。足の怪我により投手として調整不足だった有薗は大会後の練習試合でも好投を見せ、140キロ台も計測。取材日に投球練習を見たが、変化球の精度も高く、投打で大暴れが期待できる内容だった。

 そして斎藤主将はこう意気込んだ。

 「今回の接戦になると負けてしまうということがあったので、自分たちは上に行かないといけないので、打撃面、守備面を上でやっていける力をつけていきたいと思います」
 
 2020年夏は市立船橋、2020年秋は専大松戸と名のあるチームと対戦することがいろいろな課題が見えた。2021年以降も県内上位をキープし、そして初の甲子園出場を勝ち取るために、この冬は勝負の季節となる